どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!
zoom会議で解説&音声でやりとりしました。一部公開中。
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治療や施術に何が必要かそもそもわからない。
こんな状態だと結局リラクゼーションだけで終わってしまい、痛みがその場だけ軽減したってことも多い。しかも勉強するべきことも多すぎるからそもそも何をしたらいいのかわからないしね。
こっちのスムーズな記事に似ているけど、あちらをより根本的な考えの記事だと思って読んでもらうと違和感がないかも。一緒に確認してね。
⇒新人柔道整復師やセラピストがスムーズに治療・施術するのに大切な3つのスキル
治療・施術に必要なピラミッドについて
治療で少しでも結果を出そうと思ったら、積み重ねは必要。階段みたいに2段飛ばし、三段飛ばしっていうのもできなくはないけど、僕が知っている限りだとどんなに素晴らしい手技や、考え方を持っている人でも基本的な知識が基盤として存在してる。
今回はそこを理解してほしい。
それでは最初に画像で手っ取り早く確認していこう。
- 学問を理解すること(解剖学、生理学、運動学など)
- 痛みがどういったパターンで起こるのか理解すること
- 各疾患の学習と考え方を理解すること
- 特定の手技について学ぶ
- 経験を交えて自分なりのアプローチ
基本的に経験を積めば積む程このようなピラミッドになっていて、ここで省略はないと僕は思っている。仮に一時的に省略できても結局はこの流れになっている。
基盤があり、少しずつ重ねた上に自分がいる。
基盤は学問
まずは解剖学、生理学、運動学などの学問。これが検査や手技などに大きく影響するので必ず押さえておくこと。
思考するためにもそもそも基盤となる知識がないとできないし、各疾患について学ぶにしても
ただ完璧に押えていくのは無理なので、ある程度のやって次へいく。そして怪しいところはまた戻るという繰り返しをおすすめする。
逆にここがでたらめだと上もでたらめになるので、そこだけは注意。
基本となる痛みが出る原因を知る
個人差もあるしイレギュラーもあるけど、体のパーツ(部位)というのはある程度決まったパターンで痛みが出る。
関節はこう、筋はこうなどね。
この基本を押さえておくことで、思考力も働きやすくなり疾患について全て暗記をする必要がなくなる。
これについてはこちらで解説。
→身体の各部位での痛みが出る基本的な原因をまとめてチェック!筋や関節、神経が痛みが出る根本の原因とは?
この段も解剖学や生理学の要素が詰まっている。
各疾患への学習と思考
基本となる痛みが出るパターンを知っておくと、ここはスムーズにいく。
また一緒にこちらの記事の運動連鎖についても理解しておくことで、各疾患について丸暗記をする必要がなくなり思考力もつきやすい。
もちろん各疾患へ覚えることは必要だし、丸暗記でもOK。
特定の手技について
ある程度基礎が固まってきたら特定の手技について学んでもいいだろう。
これを最初に覚えたがる先生もいると思うけど、特定の手技を学んでも「それをいつ、どれに使っていいのかわからない」事も少なくないので、返って頭だけ硬くしてしまうリスクがある。
基本があっての手技だね。
セミナーによっては手技に合わせてなぜそうなるのか?の学問、つまり一番下の基盤も一緒に教えててくれるのもある。そういったのはいいね。
経験値からアプローチ
ここまで積み重ねてしっかり思考が出来ていると、初めてのパターンでも考えながらアプローチ出来るようになる。
どういった考え方でどうアプローチすれば有効だろう?その思考こそが自分の財産になっていることに気が付く。
逆にこれ=これ!と決めつけてはダメ。傾向はあっても確定はないと覚えておこう。
外からの付与としてパターンを覚える
中にはこれを教えて欲しい!って先生も多いと思う。事実僕もそうだし。
でもこれらは副産物だと考えるといいね。
単発単発…って感じ。
まあ単発も繰り返せば十分な知識量になるから大切ではある。でも基盤が不安定だと頭に入っているようで???となりかねないことも覚えておこう。
ピラミッドの上に自分が乗ることをイメージしよう
例えばピラミッドの下の方の段が安定感がなかったり、偏り過ぎると上へは積んでいけないし、積んでも不安定になる。
不安定な上に自分はいられる?
もちろん、中には不安定な上にいられる人もいるだろうし、中には不安定とすらわかっていない人もいるかもしれない。
でも絶対的に安定感がある方がいいよね?
ただし上から下も作ることが出来る
先に上の段を作ったら下に戻れないかといえばそうでもない。また下に戻って勉強し築けばいいだけ。先走っても戻れるのがピラミッドを創るいいところ。
ピラミッドを創るのは自分しかいない。手助けはしてもらえるかもしれないけど、用意されるのはパーツだけ。積むのは自分。
今回紹介したのはあくまで例になる。参考程度に考えてもらっていいけど、僕はとても大切にしている。
たまには上の方を先に創ってもいいけど、下も疎かにしないように。時間が断てば記憶は劣化する部分も出てくる。しっかり補修もしていこう。