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柔道整復師が間違えやすい骨折治療で重要なポイント

 

 

どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!

 

今日は柔道整復師が間違いやすい骨折治療について解説していく。

これは僕自身が感じたことをそのまま解説あるので、整骨院した経験したことがない先生には是非目を通してほしい。

「骨折の治療=骨癒合」と考えている人はやばいぞ。

 

 

 

 

柔道整復師と世間の乖離

もちろん近年の「やり方」を勉強している先生も多いと思うけど、逆に教科書上のまま進んできている先生もいるかと思う。

今回特に気をつけたいのが教科書しかみてきていない人。

 

柔整に限らず国家試験がある専門学校教科書はあくまで国家試験に合格するために参考書にしかならなくて、そのまま現場で使えるかと言えばそうじゃない。そのまま使えるものは多くて20%ぐらいだと思う。

なので現場に出たら現場で自分に合った参考書を探す必要があるんだけど、それをしていないとどうしても教科書指向になっていまう。

そして柔整の教科書は世間的(同じような業界ね)にみても遅れている。というか古い。

するとこればっかりになると世間の常識と自分の知識に大きな差ができてしまい、「え、いつの話?」なんて思われてしまったりする。

これが世間と教科書した読んできていない人起こる差、乖離。

それを避けたければ最低限下の参考書はおさえておいた方がいいかも。

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では次に具体的な話をみていこう。

 

骨折の固定期間とレントゲンとその人の生活

僕がその人を初めて見たのが、橈骨遠位端骨折をしてから半年弱経ってからだった。ぶっちゃけこれだけ経ってしまうとやれることは限られているけど、今回はそこが問題ではない。

 

初めに柔道整復師がいる整形外科にへ行きレポ(整復)し、肘を含めて固定を行った。その後肘をフリーにして固定。最後に手関節含めて固定継続。この間約12週間、約三か月行っていたとのこと。

正直それだけの期間を固定していたと聞いた時にはびっくりしたし、何度も本当か確認してしまった。

ただ実際にみると確かにそれぐらい固定していたよね・・・ってレベル。

というのも僕が見たころにはまだまだ拘縮特有の「皮膚のテカリ」もあるし、拘縮部位以外にも痛みが出ていた。もちろん拘縮もバリバリあってちょっと元には戻らないレベルだったんだ。

皮膚レベルからのアプローチに時間はかかるし、自宅でのリハビリも口をすっぱくして行うように伝えた。

結局最後まで僕がみれてはいないんだけど、皮膚に余裕は出てきたし動きもそこそこは出ていた。ただ日常生活を不自由なく遅れるかというとちょっと厳しいだろう。

 

 

結果論と言えば結果論に聞こえてしまうかもしれないけど、今回のケースはあきらかに固定期間が長すぎ、リハビリもお粗末だった。もしかしたら経験が少ない先生だったのかもしれない。ただそもそもいわゆるGurltの骨癒合日数にから見ると大きく出ている。

と、言ってはいるものの、この人を担当した先生の気持ちもわからないでもないんだよね。

 

レントゲン上、骨癒合がまだまだ怪しい・・・そう思って固定期間を長くしてしまう失敗は僕も過去にあった。

この担当した先生も過去の僕にも共通して言えることは、レントゲンした見ていなかった点にある。

 

あくまで僕たちがみなくてはいけないのはレントゲンではなく、その人自身とその人の今後の生活ということをどこか忘れてしまっていたんだと思う。

 

治療のゴールをどこにするか

ある程度固定して骨の癒合が悪くても重要なのが、その人のその後の生活を考えること。

あきらかに骨がくっついていない!

そんな状況なら流石に固定は必要だけど、内科疾患もなくある程度固定期間が経過しているなら、完全な骨の癒合はみられなくて癒合しているケースは少なくない。

それが見えないレベルの仮骨なのか骨状の何かなのかはわからないけど、そうなっていると問題なのが早くにリハビリを行えるかということ。

【固定による拘縮で関節が動かなくなる】のと【早めに行ったリハビリで動きはいいものの痛みがある】を天秤にかける必要があったんだね。もちろんどちらでも問題が起こらないことはあるけどね。

 

ただこのような場合の多くは早めのリハビリがいい。

リハビリの順番はもちろんあるし、それに沿って行えば多くの場合問題ないのだから、むしろ本来は怪しいと思ったら早めに手を打っておく必要があるわけだ。

そこの判断が本当の資格者だと、僕は思う。「レントゲン見て骨がくっつきが悪いのでまだ固定しましょう。ああ、固定しすぎて動きが悪くなったのでリハビリしましょう。リハビリもこれぐらいが限界のようですね。あとは自宅で継続して下さい。」

こんなの正直誰でもできる。ちょっと教えれば一般の人でもできるレベル。

僕たちが行わなければいけないのは、「骨の付きが悪く気がするけど、期間的にこれ以上固定していると拘縮によってリハビリが進まなくなる。ならいっそのこと少し早めに初めて機能回復を優先すべきか?」といった思考だ。

数ある選択肢の中から患者さんにとってベスト、またはベターの選択をみつけて提案してあげること。

 

そのためには最初に書いたように学校の教科書では全然足りない。一番重要な思考について書かれておらず、いわゆる定型的という逃げの姿勢で書かれた固定角度と固定期間ぐらい。

(まあ決められた期間で試験に合格しなければいけないからしかたないと言えばしかたないけど、それぐらいは学校が責任をもって生徒に伝えろよ。と思う。)

 

骨折治療のゴールについて

 

 

骨折治療のゴールは固定的ではない。

いつもゴールは変わるし、変わるべきだと思う。

 

もちろん絶対的に転位も拘縮もなく、日常生活が何にも不自由なく過ごせるというのが一番だけど、そうなるケースというのも多いわけではないし、そこまでにいくハードルや障害も多い。

では僕が考えるゴールというのは「患者さんのその後の生活の負担が少なく生活すること」。

ここまで読んでもらったなら大丈夫だと思うけど、骨折治療だからと言って骨癒合だけに目を向けてはいけないということ。骨折治療というのは拘縮改善まで含めて骨折治療なんだ。

他の怪我でもそうだけど、ゴールが決まっていてそれ向けてできるだけ正しい判断をする経験と知識を身に着けていってほしい。

 

学校の教科書以外読んだことない人はやばい

このように学校の勉強は現場ではびっくりするぐらい役にたたない。いかに学校外で勉強するかが大切になるわけだ。

マッサージだけして「いいや、勉強なんて」と思って生活している人もいると思うけど、本気でやばいかもと思ったら、今すぐに参考書でも買って勉強を始めた方がいいよ。

いや、マッサージだけでいいや。と割り切っている人を悪く言うつまりは微塵もないから勘違いはしないでほしい。

少しのやる気があって、患者さんをみたい。そう思っているのに勉強していない人が一番まずいから注意しよう。

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