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新人柔道整復師やセラピストがスムーズに治療・施術するのに大切な3つのスキル

 

どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!

 

zoom会議で解説&音声でやりとりしました。一部公開中。

もし自分も参加したい!直接聞いてみたい!そう思った方はLINE@よりご連絡下さい。

個別にメッセージをくれた方のみテストですがお誘いすることがあります。また聞きたい内容や話したい内容を伝えて頂ければ、対応可能なものには対応致します。

※LINE@の一斉送信には送信限度件数があり毎回送信出来ないので、個別やり取りのみでしか対応できません※

 

卒業して現場に出て少しずつ患者さんを任されるようになってくるころには、改めて自分の無力さを感じることはしばしばあること。

先輩はしっかりアプローチして、結果を出す。しかも早く、的確。

でも僕は/私は時間が掛かる割にイマイチ・・・

もちろん経験が豊富な先生と比べるのは間違っているのかもしれない。でも実際はどこに差があるか気にならない?

そこで今回は新人セラピストが身につけるべき3つの能力について解説していく。

基本は今回紹介する3つを押さえてもらって、あとはそこに肉付けをしていくことになるかと思う。

もしいつも時間が掛かってしまったり、グダグダする自分が嫌だと感じているのであれば今回の記事は参考になると思う。是非チェックしてみてほしい。

 

臨床で必要な能力は大きく分けて3つある。

先輩柔整師やセラピストをみていると対応が早くて凄いなと思ったり、自分はグダグダやってて申し訳ないと感じることもあると思う。僕自身同じ事経験をしているし、本当は20分で見なければいけないのにいつのにか30分以上かかって周りの目が痛いこともあった。

もちろん先輩と比べると勉強量や経験の差があるのは間違いないんだけど、経験の差って具体的にどんな点に注目すればいいんだろう?

そこで僕が先輩の立場になってわかった3つのポイントを紹介して解説していく。

その3つとは

  1. 組み立てスキル
  2. 検査スキル
  3. アプローチスキル

では具体的にみていこう。

 

臨床で必要な能力① 組み立てスキルについて

臨床で必要な能力の1つに組み立て能力がある。

更に分けると長期的な組み立て短期的な組み立てとなるけど、特に注目されるのは短期的な組み立てだろう。

問診や入ってくる時の歩行や動作などを確認することで何が問題かを把握し、必要な検査に目星をつけ、治療の流れを組み立てるのが短期的な組み立て能力になる。ある程度経験は必要だけど、問診中に既にどの検査をするのか振り分け、治療方針を決めていくことになる。

一見アドリブ力が必要に思われるけど、疾患によっては定型的なこともある。

 

長期的な組み立てについては目標設定を行い、どのような経過を辿っていくのかをイメージしながら一回一回の治療・施術にあたる。これに関しては自費治療で特に重要視する。

問診から原因をある程度予想し、検査項目を絞り込むことで治療内容の道筋を立てるのが組み立て能力になる。

この能力が安定する事で問診がスムーズに行え、治療・施術に無駄な時間を掛けないようになる。

 

臨床スピードその② 検査スキル

2つの重要な能力は検査能力。

組み立て能力によりある程度方針を決めるにあたって、検査能力が低いとどうしようもない。

僕は基本的には疼痛誘発動作と疼痛除去動作を行っている。

またこれにも大きく分けると狭い範囲の検査広い範囲の検査がある。

例えば狭い範囲なら肘の外反ストレス検査で陽性の場合、肘の内側側副靭帯損傷の可能性があがる。

エンジュ
エンジュ
ちなみにMCM損傷は走行により靭帯が伸張される部分が違うので、屈曲位と伸展位で行うといいよ。

広い範囲の検査の場合は痛みが出る動作を確認する。野球なら投球モーションのどこで痛みが出るか、他の部位との関連をみるのがポイント。

純粋な外傷なら狭い範囲の検査だけでもOK。

 

また検査項目はある程度、引き出しがある方がしっかり絞ることができる。

腰痛なら近位からの影響が強いのか、遠位からの影響が強いのか、両方かなど。

 

 

ちなみに実際に方針を組み立て、検査をしている時の思考回路は

△△の可能性があるから××の検査してみよう。もし該当するなら〇〇のアプローチ。違うなら今度は□□の検査・・・

って感じになる。もちろん毎回スムーズにいくわけではないけどね。

そしてこれはテンプレートではない。あくまで思考の中で取捨選択しているケースがほとんど。

これについては後日記事として公開するかも。

エンジュ
エンジュ
しなかったらごめんなさい

 

ちなみに検査力を上げたいならこちら→【もっと深く検査する重要性】治療・アプローチポイントを絞り、方針を明確に決める考え方と具体例

 

検査がしっかりできるようになると後はアプローチをするだけでいいので、この検査は特に大切と言える。

 

臨床スピードその③ アプローチスキル

ある程度予想し原因部位なども絞る事ができたら、次にアプローチ。

経験が少ないとゴチャゴチャ触って結局よくわからない。なんてことも少なくないだろう。

過渡な触診は筋が緩みすぎたり、強ければ逆に緊張してしまうからね。そうすると実際の病態と離れてしまうことは多々ある。これは一度は通る道。

このあたりも経験は必要で、ここはこう触ると判断がしやすく、こうアプローチすると動きが出やすいなどもわかってくる。

 

また筋肉を緩めるにしてもどの緩め方を使うかは患者・クライアントによって違うから、その辺りの判断力もポイント。

筋肉の緩め方は一つだけだと手詰まりになるぞ
あっくん

 

触診も検査の1つになるけど、一応こちらに書かせてもらった。どの治療・施術方法を選択するのか。中には特殊な?アプローチが必要になるかもしれないけど、基本的には「基本的なこと」で対応できることが多いと思っている。

 

スムーズな治療・施術方法に必要な能力のまとめ

スムーズな治療がしたいと思ったら

  1. 組み立て能力
  2. 検査能力
  3. アプローチ能力

の3つが大切になる。

これらはどれか1つだけ秀でても中々スムーズで効果的な治療は出来ないし、どれか1つ極端に出来なくでもよくない。

組み立て能力に関しては経験の要素も大きいけど検査能力に関しては十分参考書でまかなえる。アプローチ能力に関してはどちらもバランスよく必要かな。

こういった能力やスムーズさって球速や車の速さじゃないから実際の数字での判断は難しいけど、このあたりが臨床でみる経験が多い人・少ない人の違いになる。

なので逆説だけど、臨床での速さ・経験値を上げたいならこの3つを目標にして行動していくと手っ取り早いと言えるね。意識してみてね。

また柔整ガイドでは中々臨床でうまくいっていない人向けにこういった記事を書いている(書いていく)ので、カテゴリーの「治療関連」や「管理人の治療」をのぞいてみてね。

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