どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!
何か新しいことを学びたいと思ったり、知識を増やしたいと思ったら参考書を読むのも有効な選択肢だけど、同じぐらい選択肢にあがるのがセミナーだと思う。
こちらの記事(⇒柔道整復師のセミナーの選び方。セミナーを選ぶ時の重要な4つのポイントとは?)でセミナーの選ぶポイントについて解説させてもらったけど、今回は具体的に柔道整復師やセラピストが学ぶにあたって比較的候補に入るであろうセミナーをピックアップしてみた。
いくつか注意点もあるので、必ず上から眼を通してほしい。
柔道整復師向けのセミナー紹介の注意点
ここではあくまで柔道整復師向けとしてしか解説していない。なので手技的な要素も多いけど、一部固定なども含まれている。
そしてここで書かれているのは僕個人がおすすめするわけではないことの注意。もちろん中にはおすすめできるものもあるけど、あくまでこんなセミナーがありますよー。という紹介的な位置づけになることを理解してほしい。
どうしても内容が気になるって方はLINE@からお問い合わせ頂ければお答えするけど、全部が全部知っているものではないことは了承してね。
また内容には気をつけているけど、ここで書かれている内容とは違うこともあるので最終的には自分の目で確認して応募してほしい。
全身調整系:KYT(Ken Yamamoto Technique)の概要と料金
KYT(ケン ヤマモト テクニック)はその名の通り、ヤマモトケン氏が展開するセミナー、手技・テクニックとなる。
解剖学を常に意識しハワイでの解剖実習も行い、その手技はテコや物理学を意識することから手技の再現率は高く、東京セミナーは人気が高く毎回定員に達する。
世界のスポーツ選手の治療や病院からもセミナー依頼が後を絶たない、業界でもトップクラスに人気のセミナーとなっている。
クラスと料金
ベーシッククラス:10万円
KenYamamotoテクニックの基本となる勉強からして頂きます。たいていの先生は首の痛みを足首だけで取るテクニックや腕の操作で腰痛をなおすテクニックの勉強から始めたがりますが、基礎から必ず学んで頂きます。局所ではなく全身を調整する事により、局所を触れる事なく症状を軽減する事ができます。このベーシックコースだけでも当施術院来院の患者様ほとんどの方の症状が改善されます。
アドバンスクラス:12万円
ベーシックコースの次に学ばなければいけないのがこのコースです。
全体を調整する事によって局所の痛みをとって行きます。KenYamamotoテクニックで学ぶゴールデンライン、カラダの軸について勉強します。スポーツ選手の成績向上の秘密などを学べます。
ちなみにリンク先からの申し込みは恐らくできない。
会場は日本では東京で開催される。ちなみに全国から応募があるので、フェイスブックで情報を確認するのがセミナーへ参加する近道だと思う。
矯正:スポーツ活法の概要と料金
スポーツ活法は以前は小林式背骨矯正として知られていたけど、数年前にスポーツ矯正としてリニューアルした。
というのも今まではいわゆる「矯正」に特化していたんだけど、スポーツトレーナーやメディカルトレーナーのエッセンスをプラスしてリニューアルされた経緯がある
無料セミナーや体験会も行っている。
ちなみに一時期小林式背骨矯正としてセラピスト対決?みないなテレビ番組だかに出ていたはず。興味がある人はYouTubeでチェックしてみては?
スポーツ活法セミナーでは、スポーツトレーナーとしての基礎知識はもちろん、トップアスリートのケアをするために必要な治療技術やモチベーション管理のための心理学、健全な身体を保つための栄養学や食事療法に至るまで。 これらの技術・知識・マインドをスポーツ活法セミナーとして発信し、6か月間にわたって伝承します。
クラスと料金
1年で前期(4月〜9月)or後期(10月~3月)の二期制。どちらかに申し込み、月に1回の合計6回となっている。
料金:34万円
セミナー修了者、スポーツ活法修了者にはそれぞれ3万円+税の年間費を払うことでメリットがある。
(このメリットについてはセミナー情報にも書かれておらず、小林式背骨矯正履修者に聞いた話だとセミナーへの参加ではないかとの話)
僕が履修した先生から受けた率直な感想はいわゆる矯正だった。
会場は東京、大阪、福岡となっている。
筋間アプローチ:Treatの概要と料金
なぜ体に痛みが出るか?を漠然とではなく具体的に検査することで、アプローチすべきポイントを絞り、臨床能力を高めることができるのがTREATのセミナー。
動作・筋力・可動域を検査し、筋間・筋付着部へアプローチすることで、改善を行っていくもの。
検査などは全身をみるけど、やはり個別感が強いので全身調整とはしなかった。
クラスと料金
- 頸部〜肩甲帯
- 肩〜体幹
- 骨盤〜股関節
- 大体〜足関節
各10,800円
開催時期:Facebookをチェックしてほしい
場所:東京、静岡
今はその上のクラスもあったはず。セミナー案内ページには書かれていなかったけど。今はホームページよりもFacebookで検索した方がフレッシュな情報が手に入るので興味があるならFacebookで検索してみてほしい。
ちなみに手技としては力加減と力の方向が難しい印象だけど、凡庸性は高い。
トリガーポイント:OPAの概要と料金
トリガーポイント治療で有名なのOriental Physio Academy代表兼トリガーポイント整体院Mr.コリとるの院長である波多野氏だろう。
東洋医学と西洋医学を組み合わせ、オリジナルのエッセンスを組み込んだセミナーになる。
セミナーの評判は良く、非常にコスパの高い学習ができる。
従来の理学療法に合気道、空手、柔道、剣道などあらゆる武術の身体操法を取り入れたトレーニング
&
トリガーポイント療法をベースにした理学療法に東洋医学の理論を組み合わせ徒手療法を学び理学療法士の新たな可能性を追求する研究会です。
クラスと料金
<トリガーポイントコース>
- 腰・下肢
- 膝・足部
- 頭頸部・顎
- 肩・上肢
各12,000〜13,800円(まとめて受講で値引きあり)
<OPA徒手療法コース(導診法コース)>
レベル1:13,000円
レベル2:13,000円
レベル3:30,000円?
開催時期:場所や内容によってことなるのでホームページを参照
場所:東京、大阪、札幌、福岡…など
筋膜リリース:Rolf Conceptの概要と料金
筋膜リリース系のセミナーは流行りなのか数多くある。そんな中なぜこのセミナーをピックアップしたのはLINE@で読者の先生が教えてくれたのと、説明や料金が明確だったから。
講師の星圭悟氏は作業療法士ながら米国GSI認定 Structural Integration Practitionerという資格?を持っている。
実際に施術でも取り入れられいるロンフェルグを取り入れたアナトミートレインのリリースはいわゆる流行りの筋膜リリースではなく本格的なリリースを体験できるだろう。
クラスと料金
セミナーは1~2ヶ月に1回行われている。過去のセミナー内容を拝見すると実技メインで座学も取り入れられている。1つのラインに実技を4〜5時間かけて行うので、かなり細かく理解できるだろう。
また人数も少人数なので、聞きたいところを聞きやすいのもこういったセミナーの魅力になっている。
開催時期:不定期
場所:東京
料金:8,000円
触診:テノヒラ/キズナに概要を料金
触診関係は基本的に参考書でもカバーできる範囲だけど、実際にきちんと触って確認したほうが遥かにスキルは見につくのは間違いない。
このテノヒラ/キズナは基本的な触診を上肢、下肢と分けてセミナーを開催してくれる。料金もリーズナブルだし、参加しやすだろう。
量は多くないけど無料webセミナーもあるので、気になる方は覗いてみては?
クラスと料金
セミナーはクラス別というよりも部位別にわかれている。上肢、下肢みたいな感じだね。それぞれ広範囲にカバーできるのがうれしい。
開催時期:月に1回?
場所:埼玉
料金:7,800円
ギプス(固定):大榎ギプス塾の概要と料金
ギプスセミナーはそこまで数は多くなく、やはり有名なのは大榎氏によるギプスセミナー。
料金は高額もしっかりとした技術を身につけられるだろう。
クラスと料金
開催時期:1年間(1年で2期募集)全7回開催(細かい日にちはホームページを参照)
場所:名古屋または鈴鹿
料金:58万円(協会会員より推薦の場合は5万円引きの53万円)
テーピングセミナー:準備中
準備中
どなたかおすすめのセミナーがあったら教えて下さい。
セミナー紹介について
以上で各セミナーの紹介は終わりとなる。
セミナーの受講は「その時、何を学びたいか?」は大切だけど「将来的にどういったスタイルでやっていくのか?」によっても選択肢は異なってくる。
ただ筋へのアプローチや触診は凡庸性が高く、持っていても損はない技術だと僕は思っているけどね。
今後も当てはまりそうなものは追加する予定だけど、冒頭にも書いたように最終的な判断は自分で決めて貰えればと思う。
セミナー講師、セミナー団体さんへ
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