どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!
先日治療関係のセミナーについてLINE@でご相談を頂いたので、せっかくなので記事にして皆さんにもシェアしたいと思います。
と言っても公の場で個人の批判はしたくないので、セミナーってどんなものか?についてとおすすめのセミナーについて書いていけたらと思う。
みなさんセミナーって「こちらは勉強するところ≒あちらは教えるところ」と思いがちなんだけど、実はちょっと違うんだよね。
セミナーはビジネス
セミナーってビジネス。これはセミナーを選ぶ時に頭に入れておいた方がいい情報になる。これを理解していないと多くのセミナーのキャッチフレーズや説明文に惹かれて簡単に申し込んでしまうってこともあるからね。
教えてもらうといってもお金を払うんは自分だし、時間もかかる。「大した事なかったな・・・」そう感じるもののお金と時間を使うのってもったいないからね。
多くの人はセミナーとして「お金を稼ぎたい」「ネームバリューをつけたい」そんな背景が実際にあるのも事実。もちろん全ての人がどうではないけど、セミナーはビジネスと割り切った方が受ける自分にとっては都合がよくなる。
セミナーがビジネスである最大の理由
『集客を頑張りまくる』これが僕がセミナーがビジネスだと感じる最大の理由になる。
結構有名なセミナーは間違いなく集客に気合を入れているんだよね。フェイスブックであったり、PCC広告(検索すると上の方に出る広告のこと)であったり、メルマガであったりね。
これってビジネスだからだよね。
むしろビジネスじゃないと集客は必要はない。自己満足や承認欲求ならそこまで大きくする必要ないし。
そして中には高額なセミナーもあるけど『お金をとる=ビジネス』の式は成り立たない。
というのも「お金をとる」と言うことは変な人や意識が低い人を排除する効果がある。お金を取ることで受講者も真剣になるし、中途半端な気持ちでこられても主催者側は困るよね。主催者側だって本気の人に教えた方が気持ちがいい。
セミナーはビジネスだけど、ビジネスを決して否定するわけではない。受講者に利益があれば全然問題ないよね。
セミナーのおおまかな内容
セミナーの構成の多くは「理論」と「実技」。これは学校と同じだね。中には理論(座学)オンリーというのもあるけど、最近では実技メインのセミナーが多い。
大体どのセミナーでも筆記用具、メモ帳、動きやすい格好で来るように指示されて、受講者同士で手技の練習をしたりする。
時間や回数はセミナーによりけり、もちろん価格も。
1日7時間○○万円とか半年間で△△万円、単発5時間8000円とか本当にピンキリ。
次にどのセミナーがいいのか?について選ぶポイントを解説していく。
セミナーを選ぶ時の4つのポイント
セミナーを選ぶポイントはいくつあって基本は情報収集からはじめる。なぜならセミナーはビジネスなので主催者側の広告によって凄くよく見えてしまう。そしてその気にさせるのがうまい。
ここでは僕がきにしているポイントを書いていくので参考にしてみてね。
内容や価格などが明白
セミナーを探す際はそのセミナーでは何を得る事ができて、どう臨床に役立てることができるか考えることが大切。
またセミナーの回数や料金もしっかり記載されているかも確認しよう。
- どんな内容か?
- コースなのか?単発なのか?
- 料金は明確か?
この辺りは最低限確認しておこう。
主催者の露出
実際に主催者が手技や治療の活動を頻繁にやっているって大切なポイント。中には広告活動ばっかりやっているところもあるので、そういったところは注意すること。
特にセミナー後の写真ばっかりのところや、いつ撮ったかもわからない動画でしか露出していないところは注意。
リアルに治療しているか?はポイントとして重要。
「広告(≒セミナー)≫治療」となっているのは僕なら避けたい。
これはセミナーホームページではなくて、SNSがおすすめ。特にFacebookはTwitterよりもユーザーの意識が高いので、主催者側も力を入れる入れていることが多い。申し込む前に必ずチェックすることをおすすめする。
評判が悪いところは選ばない
もちろんセミナーは良い悪いもあれば合う合わないもある。それで賛否両論なんて便利な言葉があるけど、それって集客しておいてのビジネスとしてはだめだよね。
そして否の多くは一般的なクレームと一緒で受講者側が感じる主催者側へのギャップ、つまり「違うよな感」となっている。
受講者は色々な手技や考え方があるのをわかっていてセミナーを選んでいるわけだけど、それでもクレームなどが出る。
- 広告が強すぎて実際はしょぼい
- 広告で出ている人が出ないで下がセミナーを行う。そして結果が出ない
特に②で結果が出ないと最悪だよね。
評判に関してはSNSよりも普通にネット検索がおすすめ。
「主催者名 評判」
「セミナー名 評判」
など検索ワードを変えて検索するといい。
基本的にいいものは内輪の情報である事もあるので、悪い評判をチェックするといいかもね。
対応が悪いところもよくない
これはおまけだけど僕が経験してイヤだったので、即断ったやつ。
申し込みをして、気になることがあったから問い合わせの連絡をしたんだけど、全然返事がこない。
「ああ、もう対応悪いしセミナーも悪いのかな」と思ってキャンセルを入れた。
ちなみにキャンセルをしたにも関わらず、「セミナーが近づいていますが、お振込がまだのようです」みたいな連絡がきた。
やっぱり対応悪い。ここにお金と時間を払うのはダルいな。と再度確信してそれ以降興味もなくかった。
きちんとしたセミナーは対応もしっかりしているから、その点も気にしてもいいかもね。おまけ。
こんなセミナーはおすすめ出来ない。気を付ける事
そして特に大切なのを別に解説していく。
おすすめできないセミナーの最大の特徴は「わかりにくいバックエンドの存在」があること。バックエンドというのはフロントエンドの反対の言葉。フロントエンドに対して高額なのが特徴。
初めからこんなクラスやこんなセミナーがありますよ〜と告知ししている分には複数の内容があってもいいけど、メインのみ公開して『あとから以上知りたいならこっちも受講して』や『次のおすすめはこれ』とどんどん増えてくるセミナーはおすすめできない。
もちろん本当に全てがためになるならいいけど、結果が出なかったり、納得出来ないことがあるとやられた!って感情が出てくるよね。
だからはじめから公にしているならいいけど、濁しているのは極力やめた方がいい。
『調べればわかる』はあちらの言い分で、高い金額を払う以上はわかりやすく記載するのが責務だと思うよ。
なので損な気分にもならないように告知が分かりやすいセミナーを選ぶべきだね。
必ず評判を調べて、そのセミナーについてしっかり調べれば大丈夫だと思う。
ビジネス要素が薄いセミナーもある
ここまでセミナーの気を付けることやセミナーはビジネスだよって話をしたけど、ビジネス要素が薄いセミナーもある。
それは自分の活動の幅を広める為や純粋にいい手技を広めたいってところだろう。
そういったセミナーのは比較的低価格の割にクオリティが高かったりするので、穴場なセミナーと言える。
ただ反面、全くの外れっているのもあるけどね。
100%は求めないこと
このセミナーに参加すれば僕が/私が悩んでいることを必ず解決できる!その考えで参加するのはちょっと危険。
たとえどんなに素晴らしいし手技でも100%はありえない。なぜなら同じ人はいないから。仮に全く同じ所見でも解剖学的なイレギュラーもあるし、そっちで違えば結局は違うよね。
それに主催者は実際に教える内容意外にもバリエーションを持っているし、対応範囲は広い。
でもこれは普通で、習ったことをそのまま再現するのは大切。たけどある程度慣れてきたらオリジナルを組み込む必要もあると思っている。というか殆どの先生ってオリジナル入るよね。自分のフィルターを通すのも重要になってくる。
悪い方にオリジナルになっちゃう人も多いだろうけど…
セミナーは何をどう選んだらいいのか迷った人に少しでも参考になるとうれしい。
こっちでセミナーの紹介もしているよ。
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