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単独や部分的にしか疾患を診れない原因は、運動連鎖的思考が出来ていない


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どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!

 

zoom会議で解説&音声でやりとりしました。一部公開中。

もし自分も参加したい!直接聞いてみたい!そう思った方はLINE@よりご連絡下さい。

個別にメッセージをくれた方のみテストですがお誘いすることがあります。また聞きたい内容や話したい内容を伝えて頂ければ、対応可能なものには対応致します。

※LINE@の一斉送信には送信限度件数があり毎回送信出来ないので、個別やり取りのみでしか対応できません※

 

今回は以前LINE@で募集した「臨床での疑問点」についての解説記事になる。

何件かお問い合わせをもらう内に共通してきたのが「問診から施術」までの流れ。

 

だったんだけど、それを説明するのにいくつか解説が必要だと思い、この記事も作成することになった。

それを踏まえてもしあなたが問診のやり方や施術までの持っていき方に疑問があるなら助け舟となる記事となっているはず。

是非最後までチェックしてほしい。

ちなみに個別の疾患については解説していないので注意。もちろん治療・施術へのアプローチは千差万別だからあくまで僕の考え方になる。でも比較的王道だとは思っているよ。

 

 

問診から施術までの流れって大切

問診から施術までの流れって凄く大切。

でもこれって確かに教科書はもちろんだけど、参考書にも中々のっていない。参考書は個別の疾患へのアプローチはよく書かれているけどね。

だから結局は職場の先輩に習うことが多いんだけど、最近だと職場にそういった先輩がいないというケースがある。すると自分で勉強しなくてはいけなくて、当然量も多いし学校じゃないんだから手順までは丁寧に書いてはいない。でもやらないと・・・どうやって・・・?となるわけだ。

 

それにこちらでも解説しているけど、職場の先輩の意見に関わらず問診から施術って「組み立て能力」だから大切で、是非身につけたいところ。

と言っても聞いてポンッと身につくものではない事にも注意。もちろん勉強する方向性は身につくと思うけどね。

最初に1番のポイントを解説して、あとはちょっとした例を書いていくので参考にしてみた。

あとは関連記事もよく目を通してほしい。

 

何をしていいかがわからないは単独でしか体を見れていないから

最初に答えを書くと、何をしていいのかわからない先生は体や痛みが出ている組織を「単独」でしか見れていない。

例えば腰痛であれば「腰の筋肉が痛いから腰をやる」みたいな感じ。

知っている人から見ると「それって浅はかだな」とか思っちゃうけど、でもそれって仕方がないことなんだよね。

なぜなら学校では単独的にしか勉強をさせてこないから。

筋の起始停止は?

この組織の機能は?

国試に受かるための勉強だから当たり前だけど、こればかり繰り返すと脳はそれが普通だって思い込んでしまう。

じゃあどうしたらいい?となるけど、安心してほしい。脳をバージョンアップすればいいだけだから。

世の中変化が当たり前。柔軟に、柔軟にね。

そもそもなぜ組織に痛みが出るかもわかっていないケースも多いと思うけど、それは既にこちらで解説しているのでチェックしてほしい。

【もっと深く検査する重要性】治療・アプローチポイントを絞り、方針を明確に決める考え方と具体例

(以前の有料記事に関しては既何人もに購入して下さっているので、無料にしません。その代わりLINE@で連絡したように、新しく公開する分は連絡をくれた方のみ公開します)

では単独でみないならどうしたらいい?

その答えは運動連鎖的な考え方を身に付けるといいだろう。

運動連鎖が全く分かっていない・認識出来ていないから単独の組織した目がいかないんだよね。

 

そもそも運動連鎖とは?

運動連鎖とは1つの組織が運動した時に、他の組織も関連して動くことをいう。または1つの動きを遂行するのに他の関節も働くという認識だとわかりやすいかもね。

つまり体の運動機能って単独で動く事はなく、ほぼ必ず他の組織に影響を及ぼすという事をまずは理解して欲しい。

ちなみに生理機能でも同じだよ。ホメオスタシスのためにナトリウムを多く取ったら、水分を多く取るのと同じようなもの。

なんか微妙に違う気が…
あっくん
エンジュ
エンジュ
ダマレ

そして運動連鎖は狭い範囲でも起こるし、広い範囲でも起こる。

例えば野球肘の原因の1つは骨盤の動きの低下によるものだけど、これって結構離れているよね。

この認識が出来ていないと結局、痛いところしか触れない(やり方がわからない)→その時だけ楽になる→なぜなら本来悪いところ・悪い影響を強く及ぼしているとこに変化がないから。という流れが出来上がる。

これがその場だけの改善何をしたらいいのかわからない、大きな原因になると僕は思っている。もちろんアプローチ量が少ないとか質が悪いとかの問題もあるけどね

あとそもそも体って単独で動かないでしょ?

狭い範囲でみると…体を反らせる動き1つ取っても脊柱全体(下肢の動きも大切)で行う。ここで例え1箇所どこかでスムーズな伸展が出来ないと、他の組織に負担がかかるのは理解しやすいと思う。

そういった負担が筋の過剰収縮などを生み、痛みとなる。

 

体を連動して見れるようになる具体的な解決策は?

体の連動を意識するのに大切なポイントは相反する組織、連続する組織に目を向けること。特にポイントは筋と骨の位置を意識するといいと思う。

荷重/非荷重(CKC/OKC)と下肢・上肢で違ってくるけど、原則は筋と骨の位置を意識するといい。

例えば何らかの原因でハムストリングスに比べて大腿四頭筋がtightになると骨盤は前傾しやすい。なぜなら大腿四頭筋の1つの大腿直筋は下前腸骨棘に付着するから。

そのまま体を反らせる動きをしようとすると骨盤がロックされたまま伸展を出そうとするので、腰椎が過度な伸展を強制され椎間関節の問題を起こす可能性がある。椎間関節の問題は周囲の筋スパズムを更新させるので、起立筋も緊張し痛みになる。

だからここでは起立筋にアプローチするのもいいけど、「体を反る動作で痛い→どこかで制限している→制限している部分をアプローチ」という考えから大腿四頭筋へアプローチするのも有効となる。

 

もちろんそれが器質的問題か機能的問題かの見極めは大切。これについては「実際に僕が」で解説しているのでもっと深く知りたいって人はそちらをチェックしてほしい。

上でも書いたけど、体を反らせる動き1つに取っても単一の動きはない。体は連動しているんだから、どこかが悪いとどこかの負担が増えると認識してね。

今回は何らかの原因でと書いたけど、骨盤の前傾の原因はいくつもある。大腿四頭筋の緊張だけでなく、他の原因で骨盤の前傾が強くスムーズな後傾が出来ないパターンをいくつもあるわけだ。

  • 中年でお腹が出ている
  • 大腿四頭筋ばかり使うトレーニング(=ハムストリングスが使えない)
  • 競技特性
  • 間違った筋トレ指導

これについては暗記も必要だね。

ただ「体は連動して動いているんだから」をわかっていると、イメージでも理解は出来ると思う。

だから何をしたらいいのかわからない人は「どう体が連動しているのか」を勉強するといいね。

 

例は下からの影響を書いたけど、もちろん上からも影響する。

  • 骨盤の動きが低下→腰椎との連動が低下→痛み
  • 踏み込みに不安定感がある→距腿関節のはまり込みが弱い→足関節の背屈を制限する要素は何?→アプローチすべきものは…?

あとは参考書とかも読むといい。個別の疾患がメインの解説だけど、評価戦略は十分勉強になるよ。

運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略

運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略

  • 作者:工藤 慎太郎
  • 出版社:医学書院
  • 発売日: 2017-05-10

 

さて長くなったけど、ここまでをしっかり理解しないと問診から施術までスムーズに移れないので注意してね。

ながっっっ!
あっくん
エンジュ
エンジュ
安心して。ここからは簡単だよ。 そして長くなったので、その2へ続く…
続くのかよ!
あっくん
エンジュ
エンジュ
あ、あとこっちの細分化の話とは言っている事が逆に感じるかもしれないけど、イメージ的には細分化は知識・運動連鎖は知識&考え方って感じかな。わかりにくかったらごめんね。

【細分化が大切】治療で何をどうしたらいいのかわからない人は自分で難しくしている事実

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