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筋間中隔とは。筋の境目や筋間中隔の滑走不足で起こる問題と治療ポイント

更新日:

 

どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!

 

筋肉はどんな構成かと聞かれると筋線維や筋原線維、アクチン・ミオシンやらと答えるのが一般的だけど、当然だけどそれだけで構成されているわけではないよね。

腱があったり神経が入り込んだり、そして動かすならカルシウムも必要になる。

と、ここまでは学校でも普通に教えてくれるけど、実は他にも大切なポイントはある。

特に管理人が現場に出て大切だなと感じたのが、筋肉の境目について。

中にはきちんとした名称があるところもあるけど、名称はないけど境目がはっきりとしているものもある。

そこで今回は筋肉通しの境目と筋間中隔についての解説とアプローチポイントを書いていこうと思う。

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筋の境目と筋間中隔について

筋肉は基本的に狭い意味の筋膜と広い意味の筋膜があるというのは以前話したけど、広い筋膜の中の1つに筋肉の境目や筋間中隔と呼ばれるものがある。

筋膜の重要な3つの特性とは。筋膜の基本とゲルゾルは正しいのか?

そもそも膜・筋膜とは?メインとなる12の筋膜単位は基本

筋肉の境目には大まかに分けて2つある。

1つ目は筋肉の境目は強い結合はないけど境目として存在するもの。これは筋の区画を区切っているけど名称がないタイプ。

2つ目は名称が「筋間中隔」とはっきりついていて、筋の境目に厚い結合組織があるものを言う。

2つの違いは筋の境目の強い結合組織の存在。

ただどのぐらい強いのかの定義はよくわからないので、そのあたり曖昧となっている。

 

また参考書上も記載されているタイプと記載されていないタイプがある

例えば教科書的な解剖の参考書、僕が持っている解剖アトラス上腕二頭筋内側筋間中隔外側筋間中隔などは書かれているものの、もっと分厚いプロメテウスには筋間中隔の記載は見当たらない(後ろの検索で調べたので、全てのページをチェックしたわけではありません。あった場合は教えて下さい)。

その点治療向け、筋膜リリーステクニックvolume1には大腿二頭筋と大内転筋の間の筋間中隔について触れているページがある。

管理人
あ、ちなみにvolume2が発売されたよ。まずまず[youtube id=]。

この様に、まだまだはっきりと筋間中隔については書かれていないものの、実際には存在しアプローチポイントとしてあるのは事実なので、頭に中には入れておきたい。

あとは有効かどうかについては各自試してほしい。

 

筋の境目や筋間中隔が悪いと起こる問題

では筋に境目がある事はわかったけど具体的にどう影響するのかってのがポイント。

身体に存在する軟部組織が起こす問題として多いのが「癒着」になる。

例えば手術をすれば癒着はするし、同じ姿勢を取り続けて不活動なら隣り合った筋はくっつきやすい。

その癒着が筋の境目や筋間中隔でも起こりうる。

ではもう少し深く考えると、癒着が起こると何が問題なのか?大きく分けて2つある。

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癒着が起きて起こる問題① 動きが悪くなる

筋肉は単純で、縮んだり緩んだりすることで体を動かす。

ただ収縮は単純でも筋は単独で存在しているわけではないので、全体でみるとそこまで単純ではなく、筋同士のスライド(滑走)が必要になる。

仮にそこでスライドが起こらないとスムーズな動きも起こらないので、筋に負担が強くかかり痛みや不具合がおこる。

 

癒着が起きて起こる問題② 不具合が連鎖する

筋がスムーズな収縮が出来ないと不具合が起こると上で説明したけど、それは何も単独の話ではない。

特に多いのが筋の作用が異なる部分でそれははっきりと起こる。

例えば内側ハムと大内転筋は隣り合っていて大腿二頭筋が働く時に大内転筋も働く線維があるけど、癒着が強かったりすると大内転筋の他の線維がもっと強く作用に関わっていまう。結果大内転筋本来の動きがスムーズに行えなくなる問題が出てくる。

この様に筋の間や筋間中隔の問題、癒着はスムーズな動きを阻害し、ストレスとなる。

 

逆にこれらの問題を解決すると筋肉の動きがスムーズになり、過度な伸張がなくなるので該当する筋自体もゆるむ

筋に直接アプローチするよりも効果的な場合もある。

 

筋の境目や筋間中隔へのアプローチ

この辺りは基本的に触診し、境目や筋間中隔がわかれば簡単に行う事ができる。

触診についてはこちら

柔整師におすすめの触診技術を高める参考書「機能解剖学的触診技術」

問題がありそうな筋を想定し、境目を見つけたら筋に沿って触っていくと部分的に「くっついている部分」が見つかる。

管理人
今まであった境目がなくなる感じだね

そこを横断や線維に沿って手技を行う事でリリースをしよう。

他には収縮に合わせて収縮方向へ筋を誘導するのもいいだろう。

個人的には圧迫や軽い伸張を加えた状態からの自動運動を行うのをおすすめしている。

筋肉は最終的には自分で動かす必要があるので、自動収縮系の動きは必ず取り入れるべき

 

筋の境目や筋間中隔を意識する部位

具体的な部位についてだけど、体に筋がいくつもあるようにアプローチすべきポイントは同じだけある。

そこでここでは個人的にアプローチすることが多い部位をいくつか挙げておくので、参考にしてほしい。

上肢:上腕二頭筋筋間中隔(内側・外側)、前腕伸筋群(特に短尺側手根伸筋、回内筋と伸筋群の境目)、前腕屈筋群(尺側手根屈筋、回内筋とその他の筋)

骨盤:中殿筋と大殿筋の境目、その他大殿筋他の筋の境目

下肢:大腿四頭筋(外側広筋)と腸脛靭帯の境目、腸脛靭帯と外側ハムの境目、内側ハムと大内転筋の境目、腓骨筋と腓腹筋の境目など

 

以上が一部となるけど、実際に意識しているポイントになる。

多くは隣り合っていて作用が逆の筋や、同じ動作や近い動作をするものの違う作用が混ざっている筋となっている。

これらは癒着により問題を起こしやすいので、触診でも意識してみてほしい。

 

終わりに

筋間中隔へのアプローチは様々な部位で活きる。

今回紹介した部位以外も胸腰筋膜、つまり起立筋と腰方形筋の境目にもアプローチし背部痛の改善にもつながる。ただ胸腰筋膜へのアプローチはマイルド目にやる必要があるけど。

筋は筋膜の情報が開示されるにあたって、様々な視点を持つ必要が出てきた。この筋間中隔や筋の境目もそう。

今回の話が日々の施術に役立つならうれしく思う。

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