どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!
この記事を見ている人の多くは柔道整復師をはじめ、その他の医療系の国家試験に合格した人だと思う。そんな合格者のみに伝えたい、最初のアドバイス。
まずは教科書を捨てて参考書を買い直そうか。
医療系の国試に合格して臨床に出たら一番最初にする事
これは声を大にして言いたい「教科書を捨てろ」と。
教科書を捨てと言ったが別に本当に捨てる必要はない。要は教科書と決別が必要なわけだ。
ではなぜ教科書は必要なくなるのだろうか。それには明確な理由がある。
教科書を捨てる理由とは
柔整の専門学校・大学の目的は“立派な治療家になる”ことではなく“国家試験”に受かる事であることに疑う人はいないだろう。
ではその合格に必要なものは何かというと、基本は教科書だよね。なぜなら国家試験は教科書から出題されるのが原則だから。
そう。あくまで国家試験対策として教科書が存在するのだ。
これは現場でいい治療をする為ではない。
もちろん参考になる事も多いけど、多くの知識は現場で役に立たなくなってくる。
逆に何年も柔整師をやっていて未だに教科書最高!と言っている先生がいたら会ってみたい。
教科書は試験に合格するものであって、現場で大きく自分の能力を伸ばすのものではない。
ではどうやって現場で正しい知識を身に付けたらいいのだろうか。
現場で正しい知識を身に付ける3つの方法
柔道整復師やコメディカルが現場で正しい知識を身に付ける方法は大きく分けて3つある。簡単に説明しよう
参考書やDVD
これは解剖の教科書から再購入する事をオススメする。
いい解剖の参考書はかなり深いところまで、それこそ症例も交えて紹介してくれる。
少しずつおすすめの参考書もアップしていこうと思う。
勉強会やセミナー
勉強やセミナーも生の情報を仕入れるのに有効な手段であることには間違いない。
でも正直言って、当たり外れがあるのも事実。
管理人も多くのセミナーに行ったわけではないけど、良さそうなのがあったら紹介しようと思う。
職場の先輩
職場も当たり外れがある為、なんとも言えない。
どの系統に進むか。どの職場に行くか。で大きく異なる。
将来自分がどうなりたいかで就職先が異なり、正しい知識も身に付ける事が出来るだろう。
おわりに
現場に出たらまずは教科書から離れることをすすめる理由は、単に教科書は国家試験に合格するためのツールであって治療を行うためのツールではないわけだ。
確かに教科書通りに固定を行うこともあるかもしれないけど、多くの場合はその現場の先生の考え方による。
教科書を切り離すことが、現場で活躍する最初のステップだと僕は思っている。