どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!
初めて現場に出て、あるいは経験が少ない状態で現場に出ると先輩から頂くアドバイスはとても参考になり、本当にありがたい。
しかしそのありがたいアドバイスも時には自分の成長を遅くすることがある事を頭の中に入れておいた方がいいだろう。
今回はそんなお話。
経験が少なかったり、自身がないと全てを鵜呑みにしてしまう
新卒の先生は特にそうだけど、学校での知識は現場で役にたつものより役にたたないものが多いと感じるかもしれない。
教科書通りの整復や固定は全体の何%の人が行っているだろう。時には解剖学の知識でさえもそうだ。
そんな中現場の先輩の声は非常に響く。
大概何をやっても初めてだから、何でもできる先輩はそれだけで尊敬に値する。それはまるで幼い子供が親に抱く「すげー」に近いかもしれない。
しかしそれを全てイエスとして自分に吸収すると問題となる。
なぜなら自分からみて先輩はすごくても、業界単位でみるとそうでもない・・・。って事があるからだ。
新卒や経験の少ない先生は目の前の先生を見る事も大切だけど、業界単位でみる事で自分の成長を早くすることができる事を約束する。
経験からくる具体的な話をしたいと思う
これは私が専門学校を卒業後に就職した職場での話になる。
その先輩は40を過ぎてから柔整師の資格を取りその職場にいた。
少しずつわからないなりに経験を積んでいく中、様々な手技や考え方がある事を知った。
ある日その先輩に聞いてみたんだ。
私:「色々な手技がありますけど、どう思います?」
先輩:「色々あり過ぎてどれが本物かわからないから、あえて勉強はしないしする必要ないんじゃない?」
今思えばよくわからない理論だけど、当時の私は無知で そんなもんかぁ。先輩もいらないって言ってるしいいかな。 と安易に考えていた。
しかしそうではない。
色々な手技があることはその通りだけど、その中から自分の中でいいと思うものを選択する必要があったと今なら思う。
とりあえず勉強はする必要があったというのは今なら間違いないと言える。
しかし当時の私は先輩の話は全てその通りというダメな思考があったのだ。
結局大切な事は話を聞いて自分で判断する習慣を身に付けること
今だから言える事はたくさんある。
それを発信する事は後輩に対する大きなアドバイスだと理解しているので、この記事も書いている。
今だから言える大切だと思う事は、やはり自分で考える習慣をつけるという事だ。
思考によるなぜ?はそれを解決しようとする行動に繋がる。
先輩の話を聞いて終息させては自分自身の成長には繋がらない。
そして先輩はいつも正しい意見・アドバイスをくれるとは限らないという事を頭の片隅に入れておくことをおすすめする。
おわりに
先輩の話をずべて鵜呑みにするなという話だったけど、いかがだったろうか。
もちろん先輩の話はとても参考になる。しかしすべての判断を任せるのは時に大きな問題となることがある。
大事なのは自分が今後どうしたいか。目的の為には何が必要か。そこがしっかりしていれば問題はないと思う。