どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!
最近は本当に柔整師や鍼灸師、理学療法士をはじめとした求人が増えたよね。
しかもその殆どは整骨院、接骨院、鍼灸院、病院よりも待遇がいい。
週休2日の18時上がり、ボーナス有り、などその違いは待遇面を見てもらっても全然違うことがわかってもらえるはず。
「デイサービス+複業」の組み合わせが強いことはこっちの記事でも書いているけど、単純に待遇面以上のメリットがあると言える。
- でもそんなに待遇がいいのになぜデイサービスで働こうと考える人が少ないのか?
- なぜデイサービスの求人が多いのか?
- デイサービスの選び方
- デイサービスを選ぶ時に気をつける方法
など一度にチェックしてほしい。
今回は介護施設の1つであるデイサービスの求人の選び方について解説していこうと思う。
デイサービスがいい求人をゲットしやすい理由
デイサービスって求人(=需要)が多いんだけど、それには理由がある。
もちろん高齢社会により介護施設のウエイトが大きくなっているのもあるけど、実際は僕達柔道整復師をはじめとするセラピストの問題であることも多い。
と言うのもなぜか介護施設を避けているセラピストが多いんだよね。
気持ちはわからないでもないけど、介護施設もメリットは大きいのは事実だからそれもきちんと認識すべきだよね。
特に待遇や福利厚生、プライベートの充実といったもの。
これは下で詳しく触れているので確認してほしい。
デイサービスとは。他の介護施設との違い
僕たちは機能訓練指導員として働くことがほとんどなわけだけど、その中でデイサービスと他の介護施設(特養、老健)との最大の違いは、利用者の自分で動ける程度とゴール設定にある。
機能訓練指導員って何?って方はこちらで確認してね→整骨院を辞めたい柔整師はコレ!介護現場で機能訓練指導員として働くメリットを紹介する
特養や老健はどうしても日常生活動作の獲得がゴールになるけど、デイサービスは介護度が低い方や自立した生活ができる方が多い。
その為「よりいい生活」を望む人が利用するケースがほとんどになる。もちろん脳梗塞やその他の中枢神経疾患により介護度が重い人もいるけど、特養や老健と比べると大きく違う。
また最近はいわゆる「預かり型」のデイサービスは淘汰される方向になっていて、よりレベルの高い機能訓練や存在意義のある施設でないと新たに設置出来ないようになっているので、いい意味で機能訓練指導員としての存在が重要となる。
なので「介護」よりも「リハビリ」要素が多く入ってくるわけだ。
このあたりが現実的にデイサービスと他の介護施設との違いになる。
特別養護老人ホーム(特養):介護度が高い人が利用する入居型の介護施設。基本的に自立した生活は難しい人向け。
介護老人保健施設:(老健):日常生活動作の介護サポートを行う介護施設。基本的に在宅復帰を目指している。
ちなみに介護度は地方自治体により、自立した日常生活が送るのが難しい人程高くなるように振り分けられる。要支援1,2と要介護1,2,3,4,5とあり、要支援よりも要介護の方が生活が困難。予算の関係で今後要支援はなくなるかも?
デイサービスの待遇について
デイサービスの待遇は整骨院・接骨院、クリニック、病院と比べても遥かにいいと言える。全くないとはいわないけど残業はかなり少ないし、厚生年金・社保完備でボーナスも出る。
整骨院勤務と違って「職場にいる時間>自宅にいる時間」なんてこともないし、週休2日が約束されているところがほとんど。
単純に待遇面をみるとはっきりいって天と地ほど違うといえる。
デイサービスでの1日。どんな仕事内容?
それではデイサービスの1日の流れを簡単に説明していく。今回説明するのは短時間(3時間以上)のデイサービスになるけど、1日のタイプもある。(半日デイサービスの場合は午前3時間以上、午後3時間以上で休憩は1時間程度)
送迎
↓
談話・バイタルチェック
↓
体操
↓
器具での機能訓練、施術での個別機能訓練
↓
談話
↓
送迎
というのが比較的オーソドックスなデイサービスとなっている。
この時に柔道整復師やセラピストの仕事は機能訓練や個別機能訓練だけではなく、送迎や資料作りなどもある。
と言うか機能訓練だけだと2時間ぐらいしかないからね…1日にすると4時間になっちゃう。だから他の人仕事もしないとね、さすがに。
柔道整復師や鍼灸師がデイサービスで働く最大のメリット
デイサービスで働く最大のメリットは「整骨院を辞めたい柔整師はコレ!介護現場で機能訓練指導員として働くメリットを紹介する」で詳しく書いているけど、福利厚生や待遇だけでなく施設の営業時間が終わればテナントが空くという点。
この空いた時間、場所を使い完全自費の整体業ができる。
1日1人1時間6000円で月に20日やったとして12万円。利用料として2万円施設に入れたとしても月収で10万円、年収だと120万円増えることになる。
更にいうと集客も普通にやるより簡単。なぜなら利用者に声を掛けられる。単純に多くの人はマッサージやらが好きだから、初月からそこそこ予約が取れるはず。
月に40人その施設を利用したとして、10%が申し込むと考えてもそれだけで4人。かつ初回クーポンなどを渡せばその人の周りにもアプローチしやすい。
これが僕が考える柔道整復師や鍼灸師、理学療法士をはじめとするデイサービスで働く究極のメリットといえる。
- テナント代もほとんどかからない
- 備品も揃っている
- 集客も比較的簡単
これってビジネスモデルとしては中々失敗しないよね。と言うか初期費用がほとんど掛からないから失敗しようがない。
- デイサービスの年収330万円
- 整体業120万円
- 週休2日(休みの日に他のビジネスもできる)
- 残業ほとんどなし
ってどう?
それでは最後に求人転職サイトの専属サポートに取材したデイサービスの求人を見る際に気をつけるポイントを紹介するので、チェックしてほしい。
デイサービスの詳しい仕事内容や面接で受かるためのポイントを専門家に聞いてみた
今回ご協力頂いたのは求人数、お祝い金額、満足度など業界でもトップクラスの求人サイトであるジョブノートさん。僕も実際に登録して確認しているサイト。
Akira)デイサービスの求人を見る際に気をつけるポイントを専門家である、求人サポートさんからのアドバイスをお願いします。
サポート)人によって知りたい内容は異なるかと思いますが、今回は初めてデイサービスに働くという方という設定でお答えしますね。
Akira)基本的なところですね。よろしくお願いします。
サポート)機能訓練指導員といえど、機能訓練指導員が行う業務範囲は多いです。デイサービスは機能訓練だけしていればいいいうイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は車の送迎(いわゆる運転)、書類作成(
Akira)ふむふむ。確かに機能訓練だけだと1日4時間程度しか働かないですもんね…
サポート)はい。また施設によっても業務内容は変わります。具体的には下記の通りです。
①車の送迎も専任のドライバーさんがいる場合は必要なかったり、送迎補助として乗車するだけの場合もあります。ただ、ほとんどのデイサービスで車の送迎が必須というのが多いです。
②書類作成は3ヶ月に1回ほとんどの施設で行われています。しかし、どの範囲までの経過を書くかが異なります。
主観的には人気のデイサービスほど、内容が濃い印象がありますね。それだけ、利用者様の状況をよく把握しているからです。
③
施術がメインのところもあれば、マシンを使ったトレーニングや全体の前で体操を行うことなどです。気になる場合はどのようなことを行っているのか実際に面接で伺うか、当方までお問い合せ下さい。
Akira)なるほど。人気のデイサービス程書類作成もしっかりしているんですね!これは知らなかったなぁ。僕が知っている施設は結構てきと…おっと。ではもう1つよろしいでしょうか?実際このデイサービスっていいじゃんと思い面接しても落ちては意味ないですよね。どんな人が受かりやすいとかありますか?やっぱり手技とか?
サポート)受かりやすい人のタイプですね。
これははっきりしていて、コミュニケーションがとれて、明るく、素直で元気な方です。
正直、
人と接する業界なので、人柄を第一で考えています。
あとは年齢で懸念されることが少ない職種ではありますが、こだわりが強い方やこの業務は私には関係ないという方は不採用になる傾向があります
柔軟にチームワークを考えらえる方が、採用になりやすいです。
Akira)なるほどー!確かに一人一人と接する時間が長い分、人間性は大切ですね。こういった踏み込んだアドバイスも専属サポートがついているからの強みですね。助かるなぁ。
本日は貴重なアドバイスありがとうございました!
サポート)また何かありましたら、いつでも仰って下さいね。
デイサービスの求人についてのまとめ
デイサービスは単純にそこに勤めるメリットも大きいけど、それ以外も大きい。
手技がどうしても学びたい!って方は今はセミナーも多いし、別に特定の院に勤めないでセミナーに参加してもいいね。
一概に何がよくて何がダメということはなくて、どのようにしてプラスへもっていけるかを考えると様々な選択肢がうまれてくる。
是非チャレンジしてみてほしい。