どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!
新しい治療や手技に対してはもちろん、以前から自分がやっている治療・手技に関して、効果があるか?って疑問は常にもつ必要がある。これを怠ると治療する立場として遅れを取るし、意味のないことでお金を貰うってことになる。
そこで目安となるのはいつの時代もエビデンスだよね。
でもエビデンスがないけど、効果がある(または有るように見える)ものってのも多い。
ドクターやメディカルな要素が強い人はエビデンスを重視するけど、それって実際どうなの?エビデンスがなければ治療技術としてはbad?今回はそこのところ、エビデンスと実際の治療について、またそのどっちを大切にすべきかについて書いていきたいと思う。
エビデンスについて
医療業界でのエビデンスとは「科学的根拠」とされていて、多くはデータの蓄積やそれに伴う論文発表とされている。
ドクターやメディカルな要素が強いセラピストは圧倒的にエビデンスを重視する。中にはエビデンスが出ていないものはリハビリや治療へ基本的に使わないって指導者もいる。
それぐらいエビデンスは重要で、客観的事実として自分や他人に対して明確に説明ができる手段となる。
ただデータの蓄積と言うことで結果が出るまで時間がかかるというのも事実だし、データを取る人がいないならエビデンスにはなりえないのが難点。
実際の治療について
セラピストが治療を行う際、その治療方法が根拠があるかと言われてはっきりとあると答えられる人は多くはないだろう。
仙腸関節、頭蓋骨、矯正などは代表的なものだけど、一般的に根拠があるかと言われると難しいだろう。でもこれらを取り入れるセラピストもいるし、事実クライアント(患者など)が楽になる事がある。
ある種、主観的な治療で楽になるのもは現場で開発されたものであると言える。
エビデンスとは程遠いけど、実際に効果があると言えるものは現場での知識やテクニックといえる。
エビデンスがないと治療を行ってはいけない?
エビデンスがないと治療を行ってはいけないのか?については治療を行っていくうちにいつかは行き当たる問題で、他人とディスカッションをする機会が出てくる。
これに関して管理人の中で1つの答えが出ていて、それは「エビデンスはなくても治療を行ってもいい」というものになる。
と言うのも上でも書かれているように
たたデータの蓄積と言うことで結果が出るまで時間がかかるというのも事実だし、データを取る人がいないならエビデンスにはなりえないのが難点。
つまりどれが将来的にエビデンスとなるかわからないのだ。というかエビデンスが出るかすらわからない。
でも現場で実際に効果があるのであれば自分で検証し、行ってもいいと思ってる。そこにはもちろんセラピストとしての責任はかかるし、持つべきだけどね。
ただこの考え方はエビデンス重視側からはいい顔はされないんだろうなぁ。
効果が確立されていないのにお金をもらって治療をするの?
効果が見込める方法があるのに、やらないのはどうなの?
どういう認識でセラピストとして治療にあたるか
エビデンスがなくても治療や手技は行っても問題ない。これが管理人が辿り着いた答え。辿り着いたと言ったら大げさだけど。というかエビデンスを待ってたらかなりできる事が狭くなりかねない。
しかしそれには前提があって、ある程度勉強をしている必要がある。勉強もしてないやつが「これが効果ありますよ!」って言っててもピエロにしかみえない。たまーにいるよね、口だけがうまいやつ。
もちろん勉強ってのはセミナーもあるし、独学でもいいと思う。
そして世の中にはエビデンスがあるって事実を必ず認識すべき。
現在効果があって将来的にエビデンスが確立されるものもあると思うし、一生エビデンスが取られない可能性も十分ある。
身体はわからない事ばかりなんだから自分なりに効果を説明できるのなら、エビデンスどうこうを気にしないでやってもいいだろう。
これが管理人が辿り着いた答えになる。
あなたの治療や考えがある意味時代の先端ををいき、将来的に根拠が追いつく可能性もある。
ただ自分でそれなりに説明出来ない事や、周りの人ぐらいは納得させられる内容の治療はすべきだよね。
以上でエビデンスと現場の治療についての話は終わりになる。参考になれば嬉しく思う。