どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!
店舗の費用、つまり家賃というのはそれだけで大きな定期出費になる。
それは整骨院・接骨院に限らず、店舗ビジネスをする多くの人は「家賃交渉」を行うことから痛感するはず。
開業を視野に入れている人でも収入と支出の計算をする時に、人件費と家賃は悩みの種になるよね。
家賃はそれだけで大きい。
でもよく考えて欲しい。家賃は何が大きいてなぜ問題のか?
それは金額の大きさもあるけど「定期支払い」だからというのが大きい。
そこでここでは家賃について考えて「店舗って必要?」について考えていこうと思う。
「家賃」の考え方から改める必要性
例えば僕達が生活する住居であれば
- 押入れなどの収納スペースが多い
- 駅から近い
- 買い物しやすい
- 学校が近い
など基本的に利便性を意識して物件を決める。
でも店舗となると話は別で、家賃=宣伝広告費(看板)として考える必要がある。
だから漠然と駅から近いからいい。とか住宅が密集しているからいいといったものではなくて、その店舗を持つことでどのような集客効果があるか?を考えるべきなんだよね。
なぜ店舗がそもそも必要なのか?
これは上でも一部書いているけど、広告として必要となる。
数年前までは店舗を持つことで、「あそこにいけばあの先生がいる。」「あそこにいけばこの治療が受けられる。」というのが一般的(だった)。
店舗の多くはその場所を求めて行くのではなく、そこで行われる行為のただ場所として存在しているわけだね。ゴールはあくまで先生による治療やコミュニケーションとなっている。
これは以前広告で書いたベネフィットの考え方と似ているかも。あくまで患者・クライアントのゴールは何か?を考えること。
→整骨院での効果的な張り紙や広告の出し方。多くの人が出来ていない基本とは
たた例外があって「その空間が好き」「その雰囲気が好き」といったスペースをゴールと考えている人には当てはまらない。あとは歩くのが目的の場合も例外だね。
みんなも考えて見てほしい。
美容室へ行くときにあなたは何を求めているのか?
- ただ髪を切るだけ
- お気に入りの美容師に切ってもらうため
- ただ昔から行っているから
そこに「店の空間の雰囲気がいいから」というのがどの位当てはまるだろう?
- ただ髪を切るだけ→別にそこの店じゃなくて、家から近いところでいい
- お気に入りの美容師に切ってもらうため→美容師が近くの店舗にカットしに来てくれればいい
- 昔から行っているから→店の空間自体が目的ではない
余程ハイスペックな店でない限りは「空間が好きだからいく」とはなりにくいのが現状となっている。
これはお酒を呑みにいくのとは違うわけだ。
なぜ店舗の必要性が薄れていると考えるのか?
なぜ店舗の必要性が薄れているかというと、これは単純にインターネットによる情報のインフラの向上。
つまりインターネットがあるとそこから申し込むことでできるから、あくまで場所としてしか存在しなかった店舗を排除できるということ。
多くの患者・クライアントの目的は「治療やコミュニケーション」というのを思い出してほしい。
そして僕達が美容室に行く理由も。
その「店」じゃなくてはいけない理由ってある?
多くはそこに行くことは過程で目的は違うよね。目的は伸びた髪をさっぱりしたい。ファンキーな髪型にして目立ちたい。人と合うから清潔感がほしい。など場所よりもその結果を望む。
だから仮にインターネットから申し込んで、家の近くの美容室にその人が出張として来てくれたり、家まで着てきてくれたら店舗とは必要になるだろうか?
店舗はあくまで広告で僕達の目的の過程として通るだけの存在になりつつある。
昔から何故か僕達は電話で予約してそこへ行くのが普通になっているけど、別に来てやってくれた方が楽だよね。
ビジネスとして閉店のリスクを減らすなら店舗代はいらない
「整骨院の院長の時給とは?」の記事でも書いているけど、テナント代って支出の割合から考えるとでかい。しかも定期的に間違いなく、毎月出ていくものだよね。
その分売上をあげなくちゃいけないし、広告費としてペイできなければただの足枷にしかならない。
逆にこの経費かなかったり、半分以下になるとしたらどう?
経営はメチャクチャ楽になることは間違いない。
これに関しては「ホリエモンの儲かるビジネス4原則から学ぶ、潰れない整骨院・治療院の作り方を考える」でも書いているので参考にしてほしい。
店舗型ビジネスは今後も必要?簡単なまとめ
テナントを契約して行う個人ビジネスはこれからテナントを持つ必要は薄れてくる。というのも僕たち消費者が求めているのは店舗の雰囲気ではなく、もっと現実的なもの。近いやその人にやってほしいなど。
逆にわざわざその店に行かなければいけない理由は少なくて、近くの別の店舗でもその人が来てくれれば問題ないことが多い。設備的な問題もあるけど、自分でシャンプーとかすれば自宅でも全く問題ない。
個人事業でテナント代が掛からないというのは大きくて、閉店のリスクはかなり低くなる。
そのためにはインターネット媒体での集客力やインターネットとリアルサービスを結びつけるノウハウ、個人で集客する力が必要となるわけだ。
できないと思う人も多いかもしれないけど、そうするとできると思って行動する少数派は少なくなるのでいいね。
結局何がいいたいかと言うと、無駄になりかねない費用を減らして、集客に力を入れた方が店舗型ビジネスはいいね!ということになる。
参考になればうれしく思う。
開業するのに最適な場所!のコンサルは時代遅れ【おまけ】
立地は間違いなく大事だけど、もっとインターネットサービスとリアルサービスがくっつくとテナントの必要性は薄れてくる。だってみんなインターネットで調べる時代が完全にくるから。今の高齢者がいなくなれば100%にどんどん近づくだろう。
だから駅から○○以内!だとか大通りに面している!人通りが!しか言わないで「インターネットとの関連付けが大切」が抜けいると、コンサルタントとしてどうなのかな?と僕は思ってしまう。
もちろんそれらも大切だけど、時代に合わせた変化の方が大切。
だって僕たちは今だけを生きるんじゃなくて、これからも生きなくちゃいけないから。
オンライン飲み会に参加してみた【おまけ②】
オンライン飲み会って知ってる?スカイプなどを使って会わないで飲み会をすること。
これ後輩に話したら馬鹿にしたような反応だったけど、オンライン飲み会ってどんどん増えている。
実際に参加してみたけど悪くなかったよ。僕はお酒自体あまり好きではないけど・・・
メリットとして
- 自分のペースでのめる
- 好きなおつまみを選べる
- 何より安い
ってところかな。
オンラインで飲み会が進んできたら、それこそ場所を提供している安い居酒屋は必要ないなぁ。
ここでもまた店舗の必要性が減るね。
機会があったらみんなもやってみてね。