どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!
ホリエモンこと堀江貴文氏が以前儲かるビジネスの4原則について語っていた。
- 利益率が高い
- 在庫が少ない
- 定額収入
- 初期費用が少ない
これを満たすのは僕もやっているインターネットビジネス(ブログなど)なんだけど、今回は整骨院・接骨院、治療院などで考えてみた。
また逆説で「儲けにくい≒つぶれやすい」ビジネスについても一緒に確認していこう。
稼ぐことも大切だけど「潰れない」を考えることも大切。
まずはシンプルに4原則を考える
まずはそもそも4原則を理解しておく必要がある。簡単にだけど書き出してみたのでチェックしてほしい。
利益率が高い
利益率が高い商売は単純に儲かりやすいよね。50円で仕入れたものを10,000円で売れれば、250円で売るよりも儲けやすい。
特に個人事業は大手のような薄利多売システムでは体力が削られるだけなので、利益率は高めるべき。
在庫が少ない
在庫か少ない、或いはないビジネスは在庫が余って丸損なんてことがないから、儲けやすい。
特に言えるのかオンラインゲーム。最近だとグラブル、モンスト、パズドラなどね。
あれってデータだから在庫にならない。
機械上でパッパッと量産できる。「モノ」としての価値がない「モノ」って素晴らしい。
あれってめちゃくちゃ儲かるよね。だから宣伝広告費もバシバシ使える。
逆に在庫を扱うビジネスは在庫過多のリスクがあるから、儲けにくい
定額収入がある
定期的に収入があると儲けやすい。というか安定する。
例えば一ヶ月○○円で使い放題といったビジネスは儲けやすい。
日本で言うとdocomoやau、SoftBankに代表される通信ビジネスや、新聞だって定額。Amazonのアマゾンプライムだってそう。
基本的に定額設定があるビジネスは安定して儲かっていて、今のトレンドとなっている。
Huluとか映像ビジネスもそうだね。
初期費用が少ない
初期費用が少ないのもポイント。
単純な話、初期費用が500万円のビジネスと10,000円のビジネスだと回収にかかる時間や手間が大きく違う。
もちろん単価にもよるけど、大変な事には変わりない。
むしろ単価が高くて回収が簡単なビジネスなら誰でもやるよね…
初期費用は少ないに越したことがないわけだ。
逆説から考える!儲からないビジネスは
では儲かる原則の逆説を考えて、潰れるリスクを下げるについて考えてみよう。「潰れない」も考えると面白いよ。
利益率が低い
利益率が低いとそれをカバーするために数をこなさないといけない。
人を雇うとその分コストはかかるし、雇わないと疲弊してしまう。
利益率が低い=馬車馬のごとく働く必要があるってことを理解しておく必要がある。
在庫を大量に抱える
在庫を大量に抱える場合、捌けないとそれだけでリスクとなる。
ものによっては劣化して販売できないってことも出てくる。コルセットも劣化するからね。
また僕たちのビジネスだとあくまで売るのは二の次になる。でも在庫を抱えるとそちらに気を取られ、売ることばかり考えてしまう。
大量在庫はよろしくないね。
定期収入がない・少ない
毎回単発だと売り込むのが大変。特に単価が高いとホイホイいかないよね。
保険診療をしているところは「安い」から通う。でもそれって定期収入とは言えない。
日々毎月の事を考える必要があるしね。
その考える時間を短くできるなら他のことに時間を使えるから、より発展すると思うよ。
初期費用がかさむ
これは先述通り。初期費用がかさむと回収に時間や力が必要になるので、少ない方がビジネスとして潰れにくいし、儲けやすい。
儲かるビジネス4原則と整骨院、治療院の関係
簡単に理解できたら次に整骨院・接骨院や治療院ビジネスに当てはめて考えてみよう。
利益率が高い?
僕達のビジネスは自費でやると利益率は高い。単価に差はでるけど何か媒体を介して商売をしているわけではなく、自分が商品だからね。
もちろん他の経費も考えるとそこそこ大変。テナント代などの固定費ね。
ただそれを考えても自分が商品という仕事は利益率は高くなる。
ちなみに保険診療は使うだけで低くなる。返礼やイレギュラーで振り込まれない事もあるからね。
在庫が少ない?
これは物販にどのぐらい力を入れるかによるけど、極めて少ないと言える。あってもサポーターや包帯などの固定具、塗り薬ぐらいだろう。
あ、中にはビタミン剤なども売っているところもあるかな。
とは言っても高々しれているので、治療ビジネスは在庫は少ない。
定額収入は?
これはやり方による。
例えば月に10回まで通えて55,000円というビジネスにすると、20人に買ってもらうだけで100万円の売上になる。
1回60分6000円の自費を行っているなら、顧客からすれば5,000円分のお得だし、こちらは安定する。もちろんその下のランクや上のランクを作ってもいいかもね。
ちなみに10回としても10回通う人は中々いない…不思議だよね。
あくまで例になるけと、僕たちのビジネスもどこかで定期収入を得られるシステムを作ると収益は間違いなく安定して増える。
初期費用が少ない?
これが多くの整骨院や治療院の問題点。
内装費や治療機器にお金をかけるのもいいけど、保険診療でやるには、はなから厳しい。1000万円かかることも普通にあるよね。
それを今の時代保険診療で返していくのはかなり大変。
「店舗型商売の今後を考える。店は本当にこれからも必要なの?」でも書いているけど、仮に店舗を持たないと初期費用はもちろんランニングコストもかからない。
お洒落にしたい、かっこよくしたいという気持ちもわからなくもないけど、将来的に具体的に売上を上げられるのかを考えてほしい。
僕たちのビジネスは4原則からみると3つまでは問題ないけど、初期費用が問題と考える。
逆にこれをクリアできると飲食店と比べると遥かにイージーなビジネスモデルと言える。
潰れにくい整骨院・治療院を考えるまとめ
これらの法則に当てはめると
①保険など仲介を通さず、単価を下げ過ぎない。返戻で振り込まれないなどのリスクを下げることで利益率を上げる。
②コルセットやサプリメントなどの在庫を出来るだけ、かかえない。「今ないなら、いらない」は圧倒的に少数で、在庫があると商品の説明なども必要だから時間はかかるし、何よりも「売らなくては」精神が出てくるから面倒。すぐに買うのをセールスにするのではなく、あなたが選んだものを買うをセールスにすれば商品は売れる。
③定期収入で安定を図る。月額(またはもっと)サービスを導入することで安定した収益となる。
④内装費や初期費用を抑える。お洒落にしたい気持ちもわかるけど、それよりも「経営して潰さない」ほうが大切。お洒落にしたいなら売上が上がってからでOK。シンプルで清潔感があればいい。広さもこだわりがなければベッド3台と動作解析ができるスペースがあれば問題ない。
以上となる。
もちろん当然対人事業なので集客やマネジメントは必要となるけど、このあたりをやっておくと潰れにくい整骨院・治療院となるはず。
逆に保険バリバリ!品揃え地域ナンバーワン!安心のその都度払い!最高にお洒落な内装でメチャ広い!
となると潰れるリスクは上がるので注意。
すると1番大切なのは「自分の想う院にしたいという欲求」か「経営していくという意思」のどちらかが強いかになるね。
どっちの自己満足が勝っているか考えるのが根本として必要となる。
おまけ。ブログは完全に儲かるビジネスに当てはまる!
ブログって完全にも受かるビジネスに当てはまる。「損をしないビジネス」って認識でやると更にうまくいくかも。
なせなら支出がそもそも圧倒的に少ないから。それぞれ当てはめてみてみよう。
利益率が高い
支出が少ないからほとんど売上になる。
規模を大きくしようとして取材やレビューなどをして身を切るならそれなりに掛かってくるけど、それをやらなければリスクは少なく、ほとんどが利益に回るため、利益率は高い
在庫が少ない
そもそもインターネットビジネスなので在庫はない。
だから在庫過多の心配なし。
定額収入
サービスを定額制にしちゃえば、定額収入としてビジネスになる。
最近だとオンラインサロンがそうだよね。
ボトムが安定すると収入も安定するし、他のコンテンツやサービスに時間も割ける。
初期費用が少ない
ブログの初期費用はこっち(→柔整師ブロガーがブログを激しくおすすめする10の理由)にも書いてあるように15000円あればいい。
次の年以降も月に1500円程あれば十分。
初期費用も少ないし、維持費も少ないブログは儲けやすいわけだね。
気が向いたらあなたもブログなどのネットビジネスを始めてみはどうかな?