どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!
今回紹介するのは世界の筋膜関連の研究データや論文をまとめたものになる。
このHPでもちょこちょこ紹介しているけど改めて紹介したいと思う。
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筋膜についての圧倒的情報と最新情報
近年筋膜についての学術や研究についてととても盛んになっている。
数字でみても
1980年代は年間約200本、2010年は約1000本と純粋に5倍になっている。
2007年から国際筋膜研究学術大会もはじまり今まで3回開催されている。
その論文や研究データをまとめたのが今回紹介する、「人体の張力ネットワーク 膜・筋膜」だ。
これは海外の論文をまとめていたのを、筋膜で有名な竹井仁先生らが翻訳したものになる。
2015年に発売されていて、その情報量は「ちょっと勘弁・・・」ってレベル。
でも逆に言えばそれだけ膜・筋膜って本物の知識を手に入れるチャンス。
読み終われば、膜・筋膜の知識は跳ね上がっている事を約束する。
「人体の張力ネットワーク 膜・筋膜」の内容
この参考書は具体的な治療内容を紹介しているわけではない。あくまで研究や論文についてをまとめたものになる。
現場というより、メディカルな要素が多く、強い。
つまり解剖学な目線からみる筋膜や生理学的な筋膜って感じ。
個人的には生理学的な筋膜の目線はめちゃくちゃ大切だと思うので、是非押さえてほしいところ。
では治療関連の話はないの?っていうとそうでもない。
治療と筋膜の関連性から、やり方も24項目、約200ページのボリュームで書かれている。
しかし基本は膜・筋膜という目線から書かれている。
どこまでも筋膜な参考書。
「人体の張力ネットワーク膜・筋膜」の購入で気を付ける点
上記にも書いてある通り、治療内容を期待して購入するのはおすすめしない。
あくまで膜・筋膜と言った学問を勉強していると認識して購入するとしっくりくる。
またこの本は翻訳されたものになる。
つまり日本語???という感じになることもしばしばある。いきなり今まで出てなかった単語も出てくるからビックリ。
でも読む価値はあると言える。
最近の治療家は手技にばかり目が行ってメディカルの要素を軽視しているように感じる。これからの時代、研究的なメディカル的な要素を無視した手技は中々認められない。
筋膜を語りたいなら目を通して欲しい一冊となっている。
是非興味がある人はチャレンジしてほしい。
この参考書をまとめています
実はこの参考書を自分なりに解釈するために、このHPでまとめたものを公開している。→現在諸事象により更新遅めです。
あくまで目的は管理人が読みやすいようにだから、もしからした人によっては合わないかもしれない。
それでもいいって方は参考になることも多いと思うので是非読んでいってほしい。
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