どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!
筋膜を理解する事は治療の幅を広げるだけでなく、治療ポイントを絞る事にも使うことが出来るので非常に活用の幅が広い。
筋単独にアプローチしている柔整師は考えを改めて購入する事をオススメする。筋単独へのアプローチは時代的に遅れてしまっているからね。
今回はその中でも手技に活用できる参考書を二冊、知識に活用できる参考書を一冊紹介したいと思う。
いずれも管理人が購入し所持している参考書になるので、是非参考にしてほしい。
筋膜リリースの手技でおすすめの参考書 「ビジュアルで学ぶ 筋膜リリーステクニックVol.1 -肩、骨盤、下肢・足部」
この参考書は2016/3に発売されたため、まだ新しい。
内容は筋膜についてと筋膜リリースについての説明からはじまり、その後下肢からリリーステクニックについて書かれている。
この参考書の面白いところは部位別がメインではなく、疾患別にテクニックが書かれていくところ。
疾患に絞って書かれているけど、それらの手技は他の疾患でももちろん使える。
更に手技について書かれているだけでなくそれについても解剖学についても書かれている為、手技へ自然と入っていける。
また手技によってはQRコードがあり動画で手技を確認できることが出来る。
これは今までの参考書では見られなかった試みだよね。やっぱり動きを確認する事は動画があった方が頭に入りやすい。
ちなみにボリューム2も販売された。こちらは注文してあるけどまだ目は通してない。
ボリューム1と同じ感じであれば買いの一冊になるはず。
筋膜リリースの手技でおすすめの参考書 「ファッシャル・リリース・テクニック」
この参考書はこのHPでもたびたび使っている。
これもビジュアルで学ぶ筋膜リリーステクニックと一緒で最初は筋膜についてと筋膜リリースのやり方が書かれているけど、内容はビジュアルで学ぶ筋膜リリーステクニックと異なり部位別に書かれている。
それぞれの筋肉に沿ってリリーステクニックがアナトミートレインのラインと関連して書かれている。もちろん解剖学についても一緒に解説されている。
問題点は度々アナトミートレインのラインの説明の表記が逆になっていたりする。
これは翻訳や編集の問題かな。そこまで多くはないけど、時々「んっ?」となってしまう。
筋膜についての一番強い参考書 「人体の張力ネットワーク 膜・筋膜-最新知見と治療アプローチ-」
この参考書は2015/6に販売され、比較的新しい参考書と言える。
厚さは柔整師におすすめの解剖学の参考書で紹介したプロメテウス並みにしっかりしている。
何よりも驚くのはその内容だ。
世界レベルの膜組織や筋膜に関する生理学・解剖学の最新知見が書かれており、筋膜に対する治療アプローチも簡潔にだけど24種類書かれている。
現時点での膜・筋膜に関する理論・治療方法をエビデンスをもとのまとめられた珠玉の一冊と言える。
筋膜の参考書を探しているならとりあえず買っておけば問題ないだろう。
ただし内容はボリュームもさることながら、読み・理解するのはそれなりに大変だ。覚悟してほしい。
その分読み終えた時、膜・筋膜の知識はそこらにいる柔整師を凌駕すること間違いない。
ってまだ管理人は全部読めてないけど・・・
おわりに
以上で柔整師におすすめの筋膜関連の参考書の紹介は終わりになる。
筋単独で治療するよりも膜・筋膜と考える事で治療効果は上がるので、筋単独でのみ治療を行っている柔整師は購入をおすすめする。