どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!
整骨院(接骨院)や鍼灸院、整体院は当然だけど税理報告が必要になる。
分院を出したりデイサービスを始めたりしない限りは基本的に国民健康保険だし、それなら自分で…って青色申告をしている人も多いよね。
ただ将来的にどのぐらいの規模や収入を考えているかにもよるけど、専門家に任せてしまうというのは賢い選択になる。
ここでは当たり前に聞こえるかも知れないけど、個人事業主やフリーランサーが税理士を雇う2つのメリットについて説明していく。
- 日々の細かい計算や粘土松の申告苦からの開放
- 経費の使用額を知れる
ちなみに自分でやりたいと考えている人はクラウド会計が断然おすすめだよ。
→クラウド会計って知ってる?整骨院・整体院の経理&確定申告もこれでOK!
経営者は「自分がやらないこと」を増やして「自分にしかできないこと」を増やすことが大切で、それを意識出来ないといつまで経っても変われないよ。
経営者はどのぐらい仕事を減らすかが重要
ビジネスを加速させる上で大切なのが「自分ではやらない」を実行すること。効率化をはかろうとしない院長や経営者は全部自分でやろうとするんだよね。
掃除して、受付して、集客して、施術して、経理もやって…
毎月の帳簿付けを先延ばしにして年度末に焦っているし、睡眠時間が不足している。
でも人間はキャパシティが決まっているから、基本的には一人でやるとこれぐらいが限界となる。限界がくるとどうなるかというと結局は現状キープで、そこから「どう発展させるか?」がかなり難しい‥治療の勉強は?集客の勉強は?
結局は外注=人を雇うに行き着くんだよね。
もちろん最初や資金繰りが明確でないなら、経費をおさえるために自分でやるのも大切。そこはケースバイケース。
あとは冒頭でも書いたけど、ビジョンにより自分でやるのもOK。
今のペースをキープするのが目標であれば自分でやる方がいいってこともあるからね。
ただ売上を上げたいと思ったら、お金を払って他人に任せられるものは任せちゃった方が遥かに健康的。
経営者には経営者にしか出来ない仕事があるわけだから、それを優先しなくてはいけない。
人に任せる、外注するは本来当たり前の考え方
中には人にお金を払って、仕事を頼むってことに抵抗がある人もいるかもしれない。けど改めて考えると外注ってみんな当たり前にやっていることなんだよね。
極論を言うと、健康保険を使っているならレセコンをみんな使うはず。あれって別に自分で全部計算してもいいわけ。印刷だってしないで手書きだっていいんだよ。
でもレセコンをリースで買って使うわけだ。だって便利だから。レセコンを使うからって報酬が上がるわけではないのに、経費は掛かっても時間を減らすために使っているはず。
院のホームページだってそう。HPなんて少し慣れれば自分で作ることができる。このブログだってパソコンすら持っていなかった2年前はまったく構築できなかったけど、今ならこのレベルなら自分で簡単にできる。業者がいるのにね。
今回のお話の税理士も同じようなもの。
税理士に仕事を任せるメリット
整骨院、接骨院、整体院の経営者が税理士に仕事を任せるメリットは大きくわけて2つ。
- 日々の細かい計算や年度末の申告苦からの開放
- 適切な経費の使用額を知れる
それぞれ具体的にみていこう。
日々の細かい計算や年度末の申告苦からの開放
なんだかんだ経理って時間がかかるし、時間がかかるものは手もかかる。
毎月出来る人ならいいけど「あとでいいや」の人は年度末に時間が取られるよね。普段の業務でさえ自分がやることが多いのに・・・
それに僕たちの業界って比較的シンプル。と言うのも経理って基本的に時間をかければそれなりにやれてしまうものが多いよね。
- 仕入と販売の金額(物販)
- 施術関係(保険・自費)
「時間はかかるけど簡単」は人に任せてしまう黄金パターンだよ。
適切な経費の使用額を知れる
こっち(→【まとめ】整骨院、鍼灸院の経費削減方法。経費は正しいところで使おう!)でも書いているけど、経費って抑えればいいわけではなくて、使うべきところに使う必要がある。
ただ…
- あといくらぐらい使えるのか?
- むしろいくら使ったほうがいいのか?
- 経費の使い方のバランスはどう?
など、これらの判断が完全に素人の僕たちはできないしわからない。
いや、もちろん勉強すればわかるけど、それに時間を割くなら売上を上げることを考えた方が経済的だよね。僕たちは。
税理士を雇う強いメリットはこっちの経費についてのアドバイスをしてもらえるだね。
税理士に仕事を任せるデメリット
もちろんメリットだけじゃない。むしろメリットばかりならみんながみんな、成功しかしないからね。
税理士を雇うデメリットは当然だけど、毎月軽費がかかること。人に頼むんだからな当たり前だよね。
ただその時間が空くのと、精神的ストレスが軽減する。
そこで1人施術するもよし、手技や経営の勉強をするもよし、家族との時間に当てるのもよし。
まあ雇うお金も経費になるしね・・・そこまで大きなデメリットになりえないかも。もちろん経営が厳しい過ぎる院は自分でやるしかないけど。
デメリットを容認して、メリットを活かすのがポイントだね。
税務処理を代行する税理士を選ぶ大切なポイント
僕は過去にファイナンシャルプランナーと何人か面談した経験があるので、初めてビジネス関連で人と会うって人の為にアドバイスというかポイントを紹介しておく。
もちろん慣れている人は読む必要はないので下へ進んでほしい。
税理士を選ぶポイントは大きく分けて2つある。
必ず複数人と面談すること
必ず何人かと面談はしておくべき。仮に一つ目の事務所や税理士がどんなにいい人でも契約はあとからでも出来るから、すぐには決めずに他の人と比べること。
お金は払うけど、お互いにクライアントの関係なんだから納得できる人に任せる必要がある。
何人かと話してみて最初の人が良ければ改めて連絡を取ればいいだけだからね。
僕ならお金を払う人・お金を守ってもらう人を1人しかチェックしないなんて怖くてできないよ。
支払う料金の内訳がしっかりしていること
中には「このぐらいが業界の一般的な金額ですね・・・」とかをゴリ押しする人がいるけど、個人的にはあまりおすすめできない。
いやいや業界の金額=こっちが支払う金額となるのはおかしいよね?
確かに業界の金額はわかるけど、こちらの状態を見て親身になって判断してくれる人じゃないと、僕ならいやだ。
あちらもビジネスなのはわかるけど、だからこそしっかり料金については話し合う必要があるのは間違いない。
あとはおまけポイントとして
- 親身な人
- 業界に強い人
を選ぶようにすると、失敗しない人選ができる。
人柄は大切だけど、個人的には仕事がしっかりできる人なら淡々としてもらって全然問題ない。
税理士を探すのにおすすめのはこちら
今の時代「士業」への相談は無料がほとんど。その中で僕がおすすめするのは2つ。もちろんどちらも面談や相談なら無料なので、安心してほしい。
税理士紹介エージェント
税理士を探す・選ぶなら税理士紹介エージェントがおすすめ。申し込むことで専任エージェントがしっかりと属性にあった税理士を紹介してくれる仕組み。
- 税理士の変更
- 決済や節税について
- 確定申告について
などスポットでの相談も受け付けているのがいいね。
また土日・祝日も受付をしているのも良心的と言える。
税理士.com
税理士.comは税理士コーディネーターが自分にあった税理士を紹介してくれる。口コミというか税理士導入例をみると、比較的リーズナブルだね。
またこちらも
- 節税のアドバイス
- 帳簿や確定申告の代行
- 税務調査の立ち合い
など基本的なことは的確にカバーしてくれる。
ちなみに運営会社はマザーズに上場していて、現在急拡大・急成長しているみたいだね。
基本は複数登録の複数人面談
上の「税理士を選ぶポイント」にも書いているけど、基本は複数人の面談をすることを強くすすめる。お金の問題だからシビアにいきたいよね。
それぞれの会社で2人ずつ面談をすれば相場もわかるし、合う人・合わない人も見えてくるので両方チェックした方が無難。繰り替えるけど、お金の問題だから慎重さは必要だね。
あとは相談してみて、ちょっと厳しいと思ったらやめちゃえばいい。必ず契約しなくてはいけない事なんて全くないからね。
また顧問契約をしなくても、確定申告だけ丸投げってのもできる。
どっちの方が経営的にもいいのかの判断は、僕たちみたいな素人はわからないので、そこを含めて相談できるのがいいよね。
相談は無料。お金を客観的に見てもらうという点では、間違いなく賢い選択と言える。
柔道整復師や鍼灸師、整体師が税理士を雇うのまとめ
経営者はビジョンや段階にもよるけど、いかに自動化を取り入れて「自分の手間を減らすか」は常に考えておかないといけない。
かと言って毎日使う?レセコンと違って税理士ってそこまで頻度は必要でもないし、第一実感がないかもしれない。
でもそう思ってしまったり、感じてしまうのは税理士に頼んでいる間、何もしないからだ。
その「空いた時間に何をすべきか?」が明確だと税理士に経理を任せるメリットは最大限になると言える。
一回の時間で長い期間メリットをもたらせてくれるなら、そこに力は注ぐべき。是非チャレンジしてみてほしい。