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「硬いから緩めた」がよくない典型的パターンと改善方法のヒントを紹介する

更新日:

 

触診して「硬いですね!緩めますね!」と単純にモノゴトを考えて行動しまうと、仮に患部はよくなっても他のところに支障が出るケースがある。

本来体にとっては確かに硬いという状態は望ましくないけど、望ましいパターンもあるわけだね。

そこで今回は「硬いを緩めるという悪くなる典型的パターン」について解説していく。

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なぜその組織が硬くなっているか?を考える

例えば足にいわゆるウオノメが出来ていたり、踵の皮膚組織が硬くなる人がいるよね。

それらは体重が乗りやすいところが偏ってできているわけだけど、この偏りが大切で、偏りを意識することで緩めるのがマズいパターンがわかる。

一応パターンとタイトルにはつけたけど、大切なのは考え方。これは他の記事やnoteでも繰り返し言っているけど、パターンを覚えるのも大切だけど考え方や思考力をつける事の方が大切

ここでは「必要な硬さか?不必要な硬さか?」を理解する必要があるわけだね。

これが理解できるとほぼ答えは見えてくる。

 

基本的に偏りは特定の部位に同じ負担がかかり問題となる。つまり歩行にしても立位にしても正常とは逸脱している可能性がある

 

緩めると失敗する典型的パターン

例えば高齢者で片側に荷重が乗りすぎる人って多い。

偏るのは原因があるわけだけど、変形性関節症や脳血管疾患などの僕たちが対応出来ない中枢神経疾患などはどうしようもない。

このどうしようもない場合、それはある種必要な偏りになる。

メモ

解剖学的偏りや不可逆性の疾患は必要な偏り

 

では例を出してみよう。

例えば高齢者で歩行時に片側へ体重が乗りやすい人って結構多いよね。そのまま体重が乗っていってしまうと右へ転倒するから基本的に転倒予防は自動で制御され、それ以上は側方へいかないようになっている。この時に「壁」となって働くのが大腿の外側組織が多いわけだ。

高齢者の大腿部外組織の硬さは外側へ重心が偏位して歩行している可能性が高くなっていて、転倒を予防するために組織に繰り返し負担が掛かり硬くなっている。ということ。動揺する人はそのままだと繰り返し側方へ動揺するわけだから、支えようとするたびに組織はどんどん硬くなる。つまら、これは転倒を防止するために必要な硬さだよね。

仮にこの硬さを緩める場合、筋肉の壁能力は低下し逆に不安定になり膝の内側への圧縮や内側広筋の過収縮により痛みが出やすいかもしれない。膝に痛みがある人の場合は。

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つまり体に必要な硬さというのは生活を送る上で必然・必要となっているかがポイントとなる。逆に筋力が足らないケース生活習慣による偏りは改善させる必要があると言えるね。

あ、ちなみに何も変形性膝関節症の人だけが外側荷重になりやすいわけではないから、誤解しない様に。

 

解剖学的な問題や不可逆の問題で身体が偏っていてそれを支える為に組織がカタくなっている場合、それを緩めてしまうと本人にとっては動きにくさや他のところに痛みが出てしまう可能性がある。

 

 

偏った体をみた時にできる事

患部を緩めるのがよくない。なぜなら壁が無くなると同様が大きくなり問題が増えるから。

そこが理解できたら次はどうすべきか?それは「なぜ偏ったか?」を考える事

  • 骨の形状の問題
  • 中枢神経疾患

だと僕たちが出来るのは限られている。

杖を使うことだね。まあ多くの場合既に使っていると思うけど。

介護現場や整骨院で杖の使い方の指導は義務。初めてでも出来るよう具体的なやり方を説明する

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杖をしっかり使うことは日々の生活を充実させる為に必要。杖を使うメリットや実際の使い方を確認してデイサービスや整骨院で指導することをおすすめする。セラピストは実際の施術だけでなく日常生活までいい意味で介入していこう。

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上記の疾患がない場合は他に問題が起って、荷重が偏っている可能性がある。

それが遠位からの問題が近位からの問題かはケースバイケースだけど、多くの場合は特定の筋の出力が出来ていないケースが多い。それを見極め、出力を促していけは解決できるはず。筋出力は時間かかるけどね。

仮に筋出力が出来ないなら、筋出力を妨害している筋(短縮)がある可能性があるので、それを探して「短縮の改善→出力エクササイズ」といった順番で行うといいね。これはどの疾患でも基本となっている。

これは重要なのでこちらでも解説しているよ。

「何をどう検査してアプローチしたらいいのかわからない。」そんな臨床に迷っている柔道整復師、整体師、セラピストへ臨床10年目の現役が実際に行っている、臨床アプローチ手順を具体的に公開する(音声付き)

 

体を見る目線の見つけ方

そもそも硬いから緩めるという考えになってしまう多くの人は患部しか見えてないことがほとんどだろう。全体像での視野が狭いわけだ。

単独や部分的にしか疾患を診れない原因は、運動連鎖的思考が出来ていない

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現場に出て患者の対応をしても何をやっていいかわからず、結局マッサージだけ。その時はよくなってもすぐに元に戻る。何をしていいのかわからない。そんな先生は体が連動して動くことに注目出来ていないことがほとんど。運動連鎖を視野に入れてみると世界が変わるかもしれない。って記事です。

続きを見る

全体像→患部↔患部と関わる組織の改善→効果

という順番でチェックすることで、初めて効果へたどり着く。

もちろん単純に硬いから悪いという事も多くあるので、緩めてよくなる事も沢山ある。でも今回紹介した緩めてはいけないパターンもあるのを理解してほしい。

なぜその組織は硬くなったのか?必要な硬さ?不必要な硬さ?

これを考えるだけでレベルは上がるはず。お試しあれ!

基本だけどゴール。 多くの治療に応用ができるけど10年クラスでも理解していない身体の考え方

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