どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!
ニュースにもなったら知っている人も多いと思うけど、キュレーションサイトのWELQ(ウェルク)問題。
実はそのウェルクにはある種感謝している。
今回はブロガーからみたウェルク問題について書いていこうと思う。
そもそもWELQ問題って?
WELQ(ウェルク)とはいくつかの分野のキュレーションサイトで、モバゲーやプロ野球の横浜を運営するDeNAが母体。
今回問題となったのは大きくわけで2点。
著作権の問題
まとめサイトということで色々なサイトから情報を集めるんだけど、その情報元に許可を取らなかったのが著作権という面で問題点となった。
インターネット上の情報だって作者がいて著作権かあるわけ。このブログもそう。
勝手に持っていっちゃダメ。
記事の内容
ネット上で記事を書くライターを破格の値段で雇い、大量に情報を発信。
ぶっちゃけ値段については双方の同意の元決まっているんだから、大した問題じゃない。高単価が貰いたければ払ってくれる人はいるんだから、その人に依頼をしてもらえるようにすればいいと思う。
では何が問題かと言うと、安く雇う→内容がずさんという流れとなり、中には医療的に情報発信をするのはどうなの?って内容が出て来る。
肩か凝る原因の1つに霊がある。って言うのはよくテレビで紹介料としてされていたよね。
それって世間的に誤情報となり、情報サイトとして問題が出てくるわけだ。
以上の2点が社会的に問題となり、ウェルクは閉鎖を余儀なくされた。これが俗にいうウェルク問題。
ウェルクって本当は凄い
「うわぁ…ウェルク最悪だな!」と思うのは一般的な思考だと思うけど、一部ブロガーはホッとしている。
と言うのも、ブロガー友達と話になるのが「ウェルク強すぎだろ…」ってこと。
何か強いって?検索で上位を目指す為に必要なSEO。
やつらはガチで強すぎた。
今の時代1つの検索ワードで同じサイトが上位に表示されるってことはほぼありえない。
だけどウェルクはこれが出来ていた。圧倒的だったね。
では何がそこまで強くしたのか?
それは人海戦術。つまりライターを雇いSEOのアルゴリズムでポイントの1つとさ れている「文字数」と「サイト内の回遊」を高めた。
今では改善されつつあるけど、低品質な内容を文字数という武器で破っていたわけだ。と言うかGoogleの検索結果エンジンが文字数を重要視し過ぎていたってのが問題となったんだよね。
ただそこに圧倒的な財力でぶっこまれると、我々弱小ブロガーは「内容最悪!」と思っても太刀打ちできない…
それだけウェルクは強かったんだ。
逆に言うとお金があれば特定のネット業界を牛耳れることができる。これは正直今でもそう。
ウェルクによる影響
僕も別で業界関連のブログを書いているけど、健康系のブログを書く人にとっての問題は圧倒的な強さを誇るウェルクにアクセスを奪われるってこと。
かなーり打撃を受けたサイトもあっただろう。
↓
検索流入の減少
↓
収益の減少
となるので、収入のほとんどをウェルクとかぶる内容のブログで賄っている人は大変だっただろう。
事実、僕のブログにも影響があった。
ブログへの実際の影響
今まで記事を書くスピードはゆっくりながらも、常に右肩上がりで伸ばしていた閲覧数(PV)がウェルクか出てから止まりだし、最終的に少し下がってきた。
当時は7万前後だったのが、65000まで下がってきた。
数ヶ月経っても増えない…。
おかしいなと思い、調べるとウェルクだった。
初めて「やばいな…」と思った頃には結構手遅れで、そのうち伸びるだろという安直な考えは出来ず、ズルズルと日々が経過し、その時は起こった。
「ウェルク問題」
これによりウェルクはホームページを閉鎖、のちにGoogleはアルゴリズムを変えていったんだ。
一時期「ウェルク、○そだわ!」とか思っていたけど、今になってはある感情がある。
それは感謝だった。
ウェルクに感謝すべきこと
ウェルクが閉鎖後、PVは一気に伸び、1ヶ月で12000PVぐらい伸びたと記憶している。
それだけウェルクへの流入が凄かったわけだ。
現在でも一部手動・自動でサイト評価を提げられてキツイ思いをしている人もいるけど、幸いに僕のサイトは日々上昇中。
(中には原因はよくわからないけど、検索順位が下がってしまっている人もいる…)
でもただ単にPVが上がったことがウェルクに対しての感謝ではないことを書いておく。
弱小ブロガーがウェルク問題から考えたこと
今までは情報を垂れ流しにするだけで良かったけど、情報発信力なんて金で変えるって事に気づき、ではどうしたらいいのか?を考えたはじめたんだ。
それはつまり【買えない情報=オリジナルコンテンツ】を発信することか現在の本当の情報発信だとわかった。
その人にしか出来ない情報を一般的な情報に組み合わせると強力な武器となる。
その点を考えさせてくれた、ウェルクには感謝だ。
まだまだ量でまかなえるジャンルもあるけど、結局それは一時的な問題で、結局はオリジナルな質になる。
以上がウェルク感謝から、キュレーションサイトに負けない内容にする必要性を感じるようになった流れとなる。
なぁなぁでやってて、ソコソコPVが稼げていた今までを破壊してくれた事件、ウェルクに感謝。ありがとう!
ブロガー・ライターもっとよい記事を!