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姿勢別|椎間板にかかる負荷。ヘルニアの臨床判断と指導ポイント

更新日:

 

どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!

 

腰椎椎間板ヘルニアは日常でも比較的よく遭遇する疾患になる。

ヘルニアのアプローチ!って言うと難しく考える人もいるかもしれないけど、基本はどの疾患でも同じ。

今回は経験が浅くてもできる指導ポイントなども含めてまとめてみた。

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腰椎椎間板ヘルニアの概要

ヘルニアは髄核が飛びてる事で神経根や馬尾神経を圧迫して、神経症状を引き起こす疾患になる。

好発年齢は20〜40代で、60歳以上になると椎間板も弾力が失われ飛びでることが少なくなる。

場所はL4/5、L5/S1、L3/4の順番に多いとされている。

 

次にヘルニアの型を簡単に説明していく。

 

正中型

他と比べ治りにくいとされているけど、痛みは我慢できる範囲なので経過観察で、手術は多くないとされている

腰痛、下肢全体の神経症状

外側型

一般的に吸収されやすいけど痛みが強いので、中には手術をするケースもある。

神経根の圧迫のため、下肢の症状は一致した部位に起こる

穿破脱出型

髄核が飛び出たあとは基本的に痛みは引いていくとされている。

もちろん髄核が吸収されない場合は手術になることもある。

 

姿勢によって変わる椎間板ヘルニアの負荷

ヘルニアはその原因から姿勢によって痛みの出現の仕方が異なる。これを利用してヘルニアかどうか判断するわけだ。

簡単に言うと疼痛誘発動作だよね。

ヘルニアによる神経症状がどの肢位で出やすいかを理解することはヘルニアの判断基準としてとても役に立つ。

 

ヘルニアの判断基準で目安となる姿勢

基本的な憎悪と軽快を理解することは判断を早めてくれるので、理解しておいて損はない。それぞれ確認しよう。

ヘルニアが憎悪する姿勢

憎悪するケースは椎間板後方への脱出ストレスが強くなる場合となり、腰椎屈曲位がこれにあたる。

日常生活ではソファーに座る、猫背になる。など

骨盤後傾位も同様。

ヘルニアが軽快する姿勢

軽快する例は逆で腰椎が伸展する肢位になる。

骨盤前傾位も同様。

 

数字で見る腰椎ヘルニアの負担

それでは成人男性のL3/4の椎間板内圧の数字をチェックしてほしい。どの姿勢が一般的に悪いか理解することは患者への指導にも繋がる。

立位を100%とすると…

  • 背臥位 25%
  • 立位 100%
  • 立位前傾 150
  • 座位 140%
  • 座位前傾 185%

上記の様に座っている姿勢はそれだけで負担が強くなる。

 

管理人の臨床での腰椎椎間板ヘルニアのチェックポイント

基本的な事も多いけど、ヘルニアの人の場合はほとんど当てはまる。ただそれがフレッシュかどうかの影響もあることは考慮の必要があるかもしれないけど。

■くしゃみ・咳で憎悪

■あぐらで憎悪、またはあぐら不可

■椅子に座った状態での症状の確認

  1. 症状なし→股関節屈曲で痛みが出るか
  2. 症状あり→骨盤前傾指導or誘導で痛みが減るか

1は多くのヘルニア患者の場合、股関節屈曲時に骨盤の後傾がより強くなるので症状は憎悪する。

2は骨盤前傾による腰椎の後弯減少で疼痛の軽減がみられる

 

もちろんSLRtも有用だし、年齢によるチェック、発症起点もポイントなのは言うまでもない。

 

椎間板ヘルニアの治療ポイント

腰椎をピンポイントで姿勢制御するのは難しいので、骨盤の前傾と胸椎の伸展からアプローチを考える。

例えば手技を行うなら疼痛の継続による腰部周囲の筋緊張よりも、体幹部を前傾させる腹部前面の筋肉の緊張を取ってあげた方がいいだろう。もちろん患部への軽察などはいいかもしれないけど。

腹部前面の筋は単純に考えて骨盤の後傾を助長する。体の起き上がりの腹筋エクササイズは間違っても指導してはいけない。腹筋群を指導したいなら、体幹伸展位で腹横筋へのアプローチがいいだろう。

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またハムストリングの短縮も同様。

ただハムの場合はストレッチなどをやろうと思うとSLR動作になってしまうので、行うならIa抑制かIb抑制などからアプローチするといいだろう。大腿四頭筋の求心性収縮や、ハムの腱の持続圧迫による筋緊張の緩和を目指そう。

他の手技としては骨盤(仙骨のうなずき)の前傾誘導なんかも、骨盤前傾不足によるヘルニアへは有効となる。

仙腸関節由来の腰のヘルニアをその場で改善。行った3つの手技とは?

 

胸椎伸展は姿勢を意識させるといいだろう。

 

腰のヘルニア患者への日常生活での指導ポイント

基本的に痛みの誘発をしないように姿勢の指導が必要となる。ソファーやあぐらはダメ、猫背もだめ。

疼痛回避動作による代償肢位は個人的に問題ないと考えている。あくまで一時的として、修正する必要はあるけど。

 

疼痛や下肢症状が軽減したら終わりではなく、再度痛みが出ないように身体の使い方の指導を行う必要もある。同じ生活習慣を送れば再発する危険も0とは言えないからね。

これで腰椎椎間板ヘルニアの考え方は終わりになる。

ある程度基本を抑えておけば治療への落とし込みを身につけるだけなので、少しずつ覚えていけるといいかも。

下の関連記事も参考にどうぞ。

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