どもっ!柔整師でブロガーのAkira(@10sei_guide)だよ!
柔道整復師と言えば名前にもあるように、柔道とは切り離せない関係にある。当然専門学校では必修科目として授業でやるしね。
でも今の時代優先順位的に柔道ってそこまで時間取れる?もっと他に時間をかける必要性があるんじゃないのかな?
柔道整復師と柔道の関係
柔道整復師って一応国家資格だけど、多くの人は何で柔道がつくの?と疑問を持つはず。
簡単に説明すると昔は柔道場が多くあり、そこで柔道教室が開かれていたんだ。でも柔道ってケガがつきものだから、そのケガを治す力も必要だった。その力を身に着けたのが柔道の先生で、その技術が大々的になり、国家資格となって今の世の中に残っているって感じになる。
柔道教室で柔道の先生がやっていた治療が柔道整復術ってことだね。
専門学校ではどの程度やるのか
ちなみに専門学校では週に1回2時間ぐらいだったと記憶している。
基礎の基礎から初段レベルまでやって実際に黒帯は取った。その帯は今はどこにあるかわからないけど。
柔道着が厚くて、洗濯をうっかり忘れると生乾きになり、生乾き臭を抑えるためにファブリーズをすると歯止めが効かなくなったのを覚えている。あれはめちゃくさい・・・
なぜ必修科目で柔道があるのか?実際にされた説明
ぶっちゃけ柔整師になるのに今の時代柔道って必要なくね?って授業が始まる前まで思っていた。そして今も…
その時の講師のセリフは未だに覚えている。
「柔道は整復動作と同じで相手を思いやる必要がある。だから柔道が授業にある(相手に受け身を取らせてあげる必要があるから)」
細かい言い回しは違うと思うけど、こんな感じだった。
そもそも整復するのに思いやりがない人なんていないと思うけど…。
この時管理人は思ったわけ。
あぁ…一応、面子の為にカルキュラムがあるのね…
時代的に柔道は必要か?
今って柔整業界って結構厳しいよね。
倫理的な問題、金銭的な問題、そもそも業界の問題。
これらを学生に全て話すって言うのは、どうかなとは思うけど、はっきり言ってそれらは柔道の授業よりも大切だと思っている。
柔道整復師の卵を育てる身として、下から教育していかないと業界は本当の意味で変わらない。まあ現実問題として厳しいと思うけど。でもやるって姿勢はみたいよね。
優先順位として柔道は下がると思っているけど、現実としては維持しかできないってのが問題だ。
じゃあ柔道はいらないのか?
じゃあ柔道っていらないの?ってなるけど、今となって考えるとあってよかったと思う部分もある。
と言うのも理由は単純に運動不足だったから。
普通に部活やクラブチームで体を動かしている人は問題ないけど、一人暮らしって本当に体を動かさないからね。
適度な運動は勉強をリラックスさせてくれる。
おわりに
以上で柔道整復師と柔道との話は終わりになる。
学校としてはカルキュラム的な問題があるだろうけど、そもそも業界のための教育も必要だと思う。
業界も本当に優先順位を決めて頑張らないとヤバイ。
『柔道整復業界』という会社を運営するつもりでガチでやらないと業界の変革はありえないだろうなぁ。